11月10日(日)朝飲み散歩in町屋

第574回 2024年11月10日 開催場所 町屋

久しぶりの朝飲み企画でした。酒飲みの視点で街を見ながら、街の良店を体験するという内容。今回は荒川区で最も飲食店の集まる町屋。コアなノンベエの多い街でもあります。9時に町屋駅に集合。ブラブラと都電の一駅を歩きながら途中のお店などを紹介して行きました。1軒目は丸福食堂の予定でしたが、老夫婦でやっているお店にいきなり10数名で行ってしまい驚かせてしまったことや、今は10時からのお酒の提供(以前は7時にビールを飲んだことがある)になったそうで飲めそうにないのでお店を変更することに。町屋で他に飲める店は11時にならないと開店しないので京成線に乗って日暮里に移動。1軒目は「マルヤス酒場日暮里店」に変更。ここはキャパが大きいので悠々と過ごせます。中華メインのつまみですが値段も安く安心して飲めました。2軒目は再び町屋に戻りまして「ときわ」。町屋の昼飲みの王道のお店です。11時の開店と同時に入店。お魚や和食系、メニューはかなり豊富です。3軒目はあんじゅ。韓国料理と唐揚げが美味しい店です。途中参加の人も合流し会話も弾んで楽しい時間を過ごしました。ここで一応解散。有志のみで三河島に移動して4軒目のten10。こちらは店主の手料理が美味しいお店。夕方までかなり飲みましたが参加された皆さんの人柄も良くまた開催するのも良いかなと思いました

町屋駅集合→マルヤス酒場日暮里店→ときわ→あんじゅ→ten10


10月20日(日)柏北部&我孫子まち歩き

第573回 2024年10月20日 開催場所 柏市北部、我孫子

奥さんの我孫子シリーズ最終章。ここ数年我孫子をガイドしてもらってきましたが、一通り回ったということで今回の柏市北部と我孫子の一部で我孫子を網羅したことになりました。北柏駅を9時にスタート。旧水戸街道を進みお城の形がくっきりわかる松ヶ崎城址を見学。伊藤ハム柏工場は大規模な工場。旧陸軍高射砲第二連隊営門は立派な門が地域の歴史を伝えています。近くには高射砲連隊将校集会所跡と呼ばれる木造建築群が林の中に残されていました。宿連寺村の鎮守須賀神社、住宅地に湧き出る宿連寺湧水、田中村鎮守の香取神社、ボケ封じで知られる長泉寺など寺社仏閣を回って旧吉田家住宅を見学します。豪農で醤油醸造などの商業も行っていた吉田家の住宅が文化財として残されています。この日は邸内でライブ練習をしているということで入場料無料。現地ガイドさんに手短に30分ぐらいで解説案内してもらいました。ランチは地元で人気の中華店元祥。ボリュームありすぎて食べるのに時間がかかり午後の出発が30分以上も遅れてしまいました。諏訪道を辿り善照寺、彫刻の美しい布施香取神社。セブンイレブンで小休止して南龍寺を見学。1000年以上の歴史を持つ古刹の布施弁天東海寺は文化財だらけで見どころ満載。参拝客も多くイベントも行っておりました。境内からぐるりとあけぼの山農業公園と回ります。筑波山がよく見えたり、風車の見えるコスモス畑が美しかったり。景色の美しさを堪能しました。途中兵衛門坂と書いてひょいむざかというバス停あり。地元の人が呼びならわした地名をそのまま使うのは良いですね。久寺家鷲神社から寶藏寺へ。ここは久寺家城の跡と言われる。対峙している丘は我孫子城跡と言われる。日も暮れて来て奥さん自宅前を通って謎の稲荷神社・・・のはずがグーグルマップには遠坪古墳と書かれていた。少し端折ったので20分遅れで我孫子駅にゴールしました。古刹や自然風景など堪能し地域の歴史にも触れられ有意義なまちあるきとなりました。打ち上げはいつもの志ぶやでしゃぶしゃぶ。たっぷり食べて飲んでも一人3000円以下でした

北柏駅~松ヶ崎城址~伊藤ハム柏工場~旧高射砲第二連隊営門~高射砲連隊将校集会所跡~宿連寺須賀神社~宿連寺湧水~花野井香取神社~長泉寺~旧吉田家住宅(旧吉田家住宅歴史公園)
昼食休憩(元祥 花野井店)
諏訪道~善照寺~布施香取神社~諏訪道(終着部分~南龍寺~水生植物園~布施弁天 東海寺~弁天古墳~日本庭園~あけぼの山農業公園~日枝神社~大長屋門~久寺家鷲神社~寶藏寺(旧久寺家城~我孫子城~謎の稲荷神社~我孫子駅

ランチ  元祥 花野井店
打ち上げ 志ぶや


10月5日(土)妙典バーベキュー

第572回 2024年10月5日 開催場所 妙典

毎年恒例ryo ちゃん幹事のバーベキューです。場所もここ数年定番の妙典の江戸川河川敷。この日は雨で途中でやむかと思っていたら最後まで。でも何とか乗り切りました。様々なお肉を楽しみましたが、お肉以外の料理も充実。楽しい時間を過ごすことができました。16時前には撤収。二次会は妙典駅近くのはなの舞。ここでも多くの人が参加し親交を深めました。三次会は西葛西へ。宴はいつ果てることもなく続きましたね。参加者は50人を超え賑やかなバーベキューになりました


9月29日(日)日野西散策~残る田園風景と湧水~

第571回 2024年9月29日 開催場所 日野

カズオ君の日野まちあるき続編。今回は日野市の西側、豊田の方に歩きました。日野駅を9時にスタート。日野の台地に上がります。新選組のふるさと歴史館に入館。新選組の歴史を知るだけでなくコスプレまでできちゃう楽しい資料館。隣接して日野市役所や大きな日野中央公園があります。ここには神明上遺跡があって奈良時代末の住居が復元されていますが保存状態悪く日野市に何とかしてもらいたいです。台地を降りると日野らしい水の豊かな用水路に出会います。寺社、城跡、公園を水路が取り巻いています。実りの秋らしい風景に豊かな水流は心を癒します。善生寺の日野大仏はかなり立派。高台の上にあるので日野の街を一望にできます。豊田の総鎮守若宮神社には様々な神様が合祀されています。豊田の農村時代の面影を伝えています。用水路を辿っていくと~中央図書館下湧水。ここは東京の名湧水 57 選にも選ばれています。日野の珍スポットと何やら意味深な小便小僧は東京オリンピック記念像だということ。豊田駅に至って個々にランチタイム。午後は豊田駅周辺の気になるお店を紹介。昭和30年代に宅地開発がすすめられ集合住宅がたくさん作られましたが、現在はその集合住宅をリノベーションして若者からお年寄りまで多世代が暮らすたまむすびテラスや漫画家のシェアハウス、トキワ荘プロジェクト等が行われ、イノベーションを起こしたいという人が集う多摩平の森産業連携センターPlanTや子育て支援センターや図書館等が入る多摩平の森ふれあい館があって新しい街に脱皮しつつあります。ニャンコ好きが集う猫目食堂からまた谷に降りると黒川清流公園。湧水が美しい流れを形成していますが2週間ほど前に事故があったので崖沿いの緑地帯には入れずに戻ります。ここからバス移動。日野自動車やコニカミノルタがあり昭和の初期には台地上の広大な土地が工業地にもなった場所です。バスを降りて向かったのは中央高速道石川PAです。外からも入れるのでPA内でお買い物をしたり買い食い。東光寺地区は大根で有名らしく大根畑が目立ちます。水が豊かなので農業も盛ん。七つの塚があったということです。古い遺跡の上にある日野宮神社は石造物がたくさん。台地の下は古い時代から人が活動していたようです。日野駅に近づくにつれ周辺は市街地らしくなりますが用水路がずっと見られるのが嬉しい。最後に日野駅が跨ぐ掘割に煉瓦。これは明治時代に日野に煉瓦工場があった名残だそうです。前回の日野東部は甲州街道日野宿や新選組の足跡を感じました。今回の日野西部は台地からの湧水や用水が育む自然豊かな風景、農地から工業地、古い集合住宅が新しい住民活動を生み出している豊田周辺。日野についての再発見が多くあったと思います。打ち上げは前回と同じ串屋横丁 もつ焼きセンター 日野店でしたが結構遅くまで飲んでしまいました

日野駅~飯縄権現社~日野台地~新選組のふるさと歴史館~日野市役所~ひの煉瓦ホール~日野中央公園~安全緑地見本園~神明上遺跡~海の幸のステーキ屋 大洋軒~延命寺~日枝神社~川辺堀之内城跡~東豊田公園~善生寺~日野大仏~replicar(レプリカ)~若宮神社~一号公園~和樂~織姫神社~中央図書館下湧水(東京の名湧水 57 選)~珈琲香楽~白髭神社~たぬき公園~東京オリンピック記念像~ふじ食堂~豊田駅~おいなり食堂~ななや~開花~ベアトリーチェ~ピッコロ レガーロ~たまむすびテラス~トキワ荘プロジェクト~多摩平の八重桜~ひまわり食堂~PlanT~多摩平の森ふれあい館~Cafe Green~猫目堂茶店~南極堂~黒川清流公園~石川 PA~日野市立七ツ塚ファーマーズセンター~七ツ塚公園~東光寺上公園~東光寺湧水~水車堀公園~日野用水上堰~東光寺~日野用水下堰~日野宮神社~多摩川~庚申塔 地蔵堂~山下堀の日野煉瓦トンネル~日野駅

ランチ 豊田駅周辺で個々に
打ち上げ 串屋横丁 もつ焼きセンター 日野店


9月22日(日)徳川家康が愛した駿府城を訪ねる

第570回 2024年9月22日 開催場所 静岡市

山本さんのお城シリーズ。徳川家康ゆかりの駿府城ということで静岡市まで参りました。不穏な天気予報だったのですが一度延期をしているので催行する方向で午前中は雨で室内見学も考えておりましたが行ってみたら雨は全く降っていませんでした。9時半に静岡駅をスタート。今川義元、竹千代像を見て駿府城へ。お堀を巡りながら石垣やお城に関する豆知識など。一度は破却され公園になり、地震や陸軍駐屯により石垣や堀が崩された部分もありますが徐々に復元され、櫓も復元されています。静岡市歴史博物館はSAANAの設計で入るなり戦国時代の道路の遺構が残されています。徳川家康に関する展示物が多いものの戦国の雄今川氏の事績や駿府周辺の歴史を知ることができました。新静岡駅に直結しているセノバの近くで昼食解散。個々にランチをとっている間にゲリラ豪雨。少し遅れて歴史博物館で全員集合した頃には雨はやみました。東御門から巽櫓へ。再建された有料施設でしたが駿府城の歴史的な解説が詳しく図説されていました。天守台跡に歩を進めます。徳川家康が本拠として本格的な築城が行われますが、秀吉により家康が関東に移封されると、家康を関東に封じ込めるための抑えとして秀吉子飼いの中村一氏が入りました。この頃に金箔瓦、総石垣の豊臣系の天守台が築かれるが家康が築城したものか、中村が築城したものか。その後、家康の天下となると、家康は駿府城を本拠地とし天下普請で江戸城より巨大な天守閣を築きました。発掘調査により今まで知られていなかったことも明らかになるかもしれないですね。家康がいかに駿府が好きで拠点としても一目置いていたことがわかります。坤櫓を見学して駿府城を後にします。しばらく歩いて静岡浅間神社。ここは浅間神社、神部神社、大歳御祖神社から成る駿河区に総社。他にもいくつかの神社が祀られていてどれも社殿壮麗で重要文化財がたくさん。ここから駿府城の詰めの城があり、静岡の地名の由来になった賎機山に登れるのですが、今回は雨が降った後なので取りやめバスで静岡駅まで移動。打ち上げは静岡おでんの店。牛すじ出汁のスープで煮たおでんは黒はんぺんで有名なように黒い。それに削り粉をたっぷりかけて美味しかった。徳川家康の江戸と駿府の関係などお勉強になりました

静岡駅→駿府城→静岡市歴史博物館→東御門・巽櫓→駿府城天守台跡→坤櫓→静岡浅間神社→静岡駅

昼食   新静岡駅付近で個々に
打ち上げ 海ぼうずアスティ静岡店東館


8月25日(日)古地図で山手線各駅 神田2

第569回 2024年8月25日 開催場所 神田

山手線各駅シリーズ神田が1回で終わらなかったので続編。今回は神田の南側。神田駅を13時にスタート。前回回り切れなかった神田駅北口から周辺の老舗、人気店、史跡を紹介。神田駅西口から南下し、神田の南端鎌倉橋で江戸時代の荷上場を見ます。さらに竜閑さくら橋では丸の内東京駅もすぐ目の前。千代田区の中央区の境界である竜閑川を辿ります。ここは神田と日本橋の境界でもあり、周辺には史跡や名店が続きます。復興小学校建築である常盤小学校には日本橋アーカイブスの資料館があり、涼みがてら見学。登録文化財の近三ビル、江戸時代から続く佐々木印店などを回りながら、今川橋から日本橋室町に向かいます。中央区に入りますが、神田駅利用圏内なので紹介していきます。再開発進み周辺は三井タワーとコレドに囲まれています。江戸で初めて町割りがされた城下町。徳川家康の江戸城下町のルーツにもなります。日銀や三井本館、三越本店など近代建築のオンパレード。しかしこれ以上進むと神田というより日本橋というタイトルで紹介したほうが良い地域になるので日本橋方面には進まずコレド室町の方に曲がります。小さな神社であった福徳稲荷もコレドへ来る観光客で大盛況。そして日本橋本町は江戸の先住民が移住させられた江戸の本町でありますが、江戸時代からクスリの街として大手製薬会社も本社を構えます。ここから神田駅に向かっては製薬会社が多い。中央通りは江戸のメインストリートだったところ。熈代勝覧(きだいしょうらん)の絵図と現在の通りを見比べながら歩いてみます。残念ながら近年無くなってしまった老舗もありますね。長崎屋跡~石町時の鐘~与謝蕪村旧居と立ち寄りながら神田駅方向に戻っていきます。路地にはお稲荷さんが各所に残されています。これも江戸の名残。丸石ビル、山梨中央銀行と近代建築。鍛冶町の老舗、名店を巡りながら神田駅に到達しました。大きなビルで日陰多く、風もあったので思ったより暑さを感じずに歩くことができました。神田とはどういう町でしょう?江戸時代以前の江戸の先住民が住んでいたところ。徳川家康が江戸に入ると日本橋や神田は町割りがされて江戸の城下町になりました。神田の町名を、古くからの町名も併せて見てみると様々な職人が住んでいたことがわかります。また今の中央通りは江戸のメインストリートで商業が盛んであり今でも江戸時代からの老舗が残っています。江戸の先住民が集住させられた本町(日本橋本町)は後に薬の街となり、現在は日本橋本町から神田にかけては大手製薬会社、老舗製薬会社の本社がたくさんあります。須田町は昔の繁華街、美味しいものの老舗が集まり、岩本町は既成服問屋街、神田駅から離れますが小川町はスポーツ用品店街、御茶ノ水駅付近は学生街、楽器店街、神保町は古書店街(その昔は中華街だった)など。そして神田全般でいえばカレー激戦区。会社が多いのでサラリーマンの街のようなイメージを持つ人も多いと思いますが多様な顔を持っております。

神田駅~石福~金瓢箪煙草店~満寿家~大木製薬 ~鍛冶町三丁目(町名)~神田きくかわ~神田尾張屋本店~福尾商店~カレーノトリコ~サカエヤミルクホール~大柳稲荷~多町一丁目 (竪大工町・新石町)(町名)~神田下水~ちえちゃんラーメン~うな正~アーンドラ・ダバ~新石町高架橋~丸山製作所~コーヒーハウスロフト~すし定~かぶき本店~神田ラーメン わいず~佐竹稲荷~旭町(町名)~ルー・ド・メール~エース~神田外語学院~神田淡平~伊勢ろく~神田司町一丁目(町名)~藤田酒店~出世不動~浅野屋本店~篠崎豆腐店~絶滅メディア博物館~鎌倉橋~日本本土市街地への空襲が始まる(解説版)~鎌倉河岸跡~鎌倉町 鎌倉河岸(町名)~千代田区立スポーツセンター~鎌倉河岸ビル~竜閑さくら橋~外濠橋梁~竜閑川~竜閑橋親柱~今川小路跡~白旗稲荷~常盤小学校~近三ビル~佐々木印店~日本橋 玉ゐ 日本橋室町店~室町砂場~お多幸神田店~家内喜稲荷神社~本銀通り~今川橋由来碑~日本橋室町三井タワー~日本橋三井タワー~十軒店跡~海老屋美術店~日本銀行~千疋屋総本店~Yuito~メガネパリミキ本店~浮世小路~三井本館~三越本店~コレド室町~本町通りと町年寄喜多村家~浮世小路と料亭百川~コレド室町2~福徳神社~薬祖神社~古河市兵衛像~アステラス製薬本社~ダイハツ工業東京支社~第一三共製薬~くすりミュージアム~旧日光街道~武田薬品工業グローバル本社~本町薬問屋発祥の地~日本橋亭~東京薬事協会~理容歴史 大野理髪店~村田眼鏡舗跡~長崎屋跡~石町時の鐘~与謝蕪村旧居~てん茂~大江戸~地蔵橋~龍閑川埋立記念碑~福田稲荷神社~両社稲荷~フマキラー本社~美倉町、西福田町(地名)~神田紺屋町南部 (地名)~丸石ビル~今川橋跡~山梨中央銀行~桜井釣具店~豊川稲荷~金物通り~ヤマモト鞄店跡~尾張家~葡萄舎~鍛冶町一丁目(町名由来)~神田駅

打ち上げ おすすめ屋神田店




8月18日(日)暑い夏だから湧水in国立

第568回 2024年8月18日 開催場所 国立

1月に行った国立まちあるきの続編です。国立駅を9時にスタート。前回は入れなかった一橋大学の東、西キャンパスで文化財となった建物を見学。富士見通りに出て、いま話題になってる景観問題で取り壊されるマンションやすた丼発祥の店など個性的なお店を紹介。国立音大や国立学園など国立の街が造られた時からある学校などを見ながら学園都市、文教都市としての国立の成り立ちを感じました。

南武線を越えて谷保地区へ。こちらは水に恵まれて古くから人が住んでいた地域。国立駅周辺には近現代の史跡しかありませんが、谷保には江戸時代やそれ以前の寺社仏閣、石仏などが存在します。矢川駅まで至って個々に昼食タイム。

午後はまず境内に文化財のたくさんある南養寺、東洋ないしはアジア初の知的障害児者対象の近代的教育・福祉施設である滝乃川学園にも国登録有形文化財の建物がありました。清流の矢川沿いを歩き、川に足を漬けてみたり川で遊びながら涼をとりました。都旧跡の伊藤単朴の墓辺りは立川との境界。青柳崖線上を歩き府中用水取水口、青柳稲荷と歩き崖線を降りてママ下湧水。とても湧水がキレイでここでも清流に漬かりました

矢川おんだしで矢川や崖線からの湧水が谷保用水と合流。水の勢いが気持ち良い場所なのですが、雨などの影響か少し水が濁っていて残念でした。くにたち郷土文化館でクールダウン。柳沢家住宅、城山と歩いて甲州街道に出ます。甲州街道から南武線の方にかけては段丘になっておりここからも豊富な湧水が見受けられる。甲州街道を行き交う旅人もここの湧水でクールダウンしたのでしょうね。またこの付近には遺跡も多く発見されています。

谷保天満宮の別当寺は廃寺になりましたが滝之院がその歴史を伝えています。関東三天神の一つと言われる谷保天満宮。以前は甲州街道が崖下を通り国立で多摩川を渡っていた(後に甲州街道は崖の上を通り日野から多摩川を渡るようになった)名残で甲州街道から降りた位置に社殿があります。ここもまた湧水地で境内社の厳島神社には透き通った水をたたえた池があります。

予定では旧本田家住宅など回る予定でしたが、本田家住宅改装中なので谷保駅に向かい早めの終了となりました。有志での打ち上げはクラフトビールを醸造している麦酒堂KASUGAIにてフルーティなクラフトビールを楽しみ、あおはる餃子で餃子を食べて終了となりました。人工的に造られた学園都市国立と、湧水に恵まれた史跡多い谷保と国立には二つの顔があることがお判りいただけたことでしょう

国立駅~国立駅旧駅舎~水禽舎~旭通り~大学通り~一橋大学東キャンパス~一橋大学西キャンパス~富士見通り~Kunitachi Tea House~LE CIEL~国立音大付属幼稚園~茶花・山草chigusa~ほんのみせコトノハ~旧高田邸跡~国立学園小学校~取り壊しマンション~ベッカライしゅんた~国立音楽大学付属小学校~国立音楽大学付属中学校、高等学校~幸寿司~サッポロラーメン国立店~甘味ゆい~中央郵政研修センター~澤登キウイ園~江戸街道庚申塚~Patisserie cafe VIVANT~桜乃~山口百恵、三浦友和邸~プチ・アンジュ国立~くにたち市民芸術小ホール~おたか森稲荷~地蔵尊~潤澤学舎跡~馬頭観音~永福寺~矢川駅~常夜燈(久保)~南養寺~滝乃川学園(滝乃川学園本館、聖三一礼拝堂)~稲荷神社~五智如来~矢川~矢川稲荷~青柳地蔵堂 石橋供養塔 常夜燈 馬頭観音~伊藤単朴墓~府中用水取水樋門~青柳稲荷神社~四軒在家(地名)~ママ下湧水~矢川おんだし~神奈川県庁の測定石~くにたち郷土文化館~柳沢家住宅~ヤクルト中央研究所~神明宮~城山(三田氏館跡)~円成院跡(観音堂跡・稲荷社)及び矢沢家墓所~遠藤由晴と谷保案内~清水の茶屋跡~滝之院~厳島神社~谷保駅

ランチ 矢川駅周辺で個々に
打ち上げ 麦酒堂KASUGAI
二次会 あおはる餃子


7月21日(日)東京23区最南端を歩く

第567回 2024年7月21日 開催場所 大田区、川崎市

東京23区の最南端を巡るまちあるき。以前にバスで23区最北端から最南端までの縦断を行いましたが、23区最南端については様々な定義がありますので改めて行いました。東京23区最南端の駅六郷土手駅を9時半に出発。多摩川には江戸時代初期に橋が架けられましたが何度も流出したために橋は架けられなくなり渡しに。六郷の渡し跡に、源頼朝の落馬を止めたという止め天神と呼ばれる北野天神に立ち寄ります。東京23区最南端のバス停六郷橋を見て多摩川方面に進みます。先代六郷橋の橋門と親柱を見て現六郷橋を渡っていきます。多摩川を越えていく途中に東京と神奈川県境、大田区、川崎市境があります。京急大師線は京急で最も古い路線。旧六郷橋駅のホーム跡が見えます。川崎と言えば多摩区が梨の産地ですが、しかしこの辺りも一大梨産地であったことや、明治天皇が江戸入りするときにこちらを通ったことがわかります。旧東海道を辿って川崎宿に入ります。奈良茶飯で有名な万年屋跡があり、新宿のあたりが殷賑を極めたことが現在の堀之内に繋がる。旧本陣などの史跡を巡ってかわさき宿交流館でクールダウンタイム。冷房の効いた建物内で休憩。市役所通りまで史跡巡りをする予定でしたがランチタイムをゆっくり取りたいので、少し回る場所をカットして川崎駅まで歩いてランチタイム。午後は川崎駅からバスに乗って浮島町公園へ。ここで東京23区最南端の羽田空港D滑走路を遠望します。ここは滑走路で一般人が入れないので川崎側から見るしかありません。地図上に載る(構造物も含む)最南端はD滑走路の南端。埋め立て地を含む土地の最南端はD滑走路の埋め立て地部分の南端(D滑走路は半分が埋立、半分は多摩川の流れを妨害しないように埋立ではなく構造物で造られている)を見ました。予定では歩いて羽田空港に行こうと思いましたが炎天下のためバス移動に変更。折り返しバスに乗るので慌ただしくなってしまいました。再開発地区のキングスカイフロントで下車。徒歩で多摩川スカイブリッジを渡り羽田空港第三ターミナルに入りました。施設内でクールダウン及び見学をして、ターミナル間無料バスで第一ターミナル。航空神社や、なんでも鑑定団に出演してた北原氏のおもちゃギャラリーなど見学。地下通路で第二ターミナルに行って飛行機を眺めながら休憩しました。モノレールで移動して新整備場前駅。ここから一般人が歩いて行ける最南端に向かいます。何もないところですが許可なしに一般人が歩いて行ける最南端を踏破しました。モノレール移動で天空橋駅へ。ここには羽田の漁師町の名残が残っています。再開発のイノベーションシティには足湯があります。羽田の歴史などお話して、暑いので、天空橋周辺を歩くのは諦め早めに終了しました。天空橋駅で解散。打ち上げは京急蒲田まで移動して商店街の中にあるタン焼屋さんへ。暑い日でしたが公共交通機関を使ったり、建物内で休憩をとって暑さをしのいだまちあるきとなりました 

六郷土手駅(東京23区最南端の駅)~六郷の渡し跡~北野神社~旧東海道~六郷橋バス停(東京23区最南端のバス停)~六郷橋橋門と親柱~六郷橋~多摩川~京急大師線、六郷橋駅跡~川崎宿~長十郎梨のふるさと~明治天皇六郷渡御碑~六郷の渡しモニュメント~六郷の渡しと旅籠町~万年屋跡~新宿という町~川崎稲荷~堀之内~田中本陣跡~田中本陣と田中休愚~宝暦11年の大火~東照~助郷会所跡~かわさき宿交流館~問屋場跡~天龍~銀柳街、銀座街~浮島町公園(ランチ後バス移動)~東京23区最南端遠望、羽田空港D滑走路(滑走路のため立ち入り禁止なので遠望)~キングスカイフロント(バス移動)~多摩川スカイブリッジ~大師橋(遠望)~羽田空港船着場~羽田空港~羽田エアポートガーデン~羽田空港第3ターミナル(江戸小路、はねだ日本橋、スカイデッキ)~羽田空港第1ターミナル(羽田航空神社、北原コレクションエアポートギャラリー展望デッキ)(ターミナル間無料バス移動)~羽田空港第2ターミナル(地下通路移動)~新整備場(モノレール異動)~
歩いて行ける23区最南端~天空橋駅(モノレール移動)~旧三町顕彰の碑~羽田イノベーションシティ~天空橋~海老取川~天空橋駅

ランチ川崎駅周辺で個々に
打ち上げ べこたん京急蒲田店


7月7日(日)嵐を呼ぶ!街道の春日部ウォーカーズ

第566回 2024年7月7日 開催場所 春日部

日光道中の宿場町を草加、越谷と歩いてきて今回は春日部です。ガイドは徳川を楽しむ会の斉藤さん。内容的には江戸時代の宿場町ですが南北朝時代の話もありです。13時過ぎ春日部駅をスタート。少し歩けば旧日光街道に出ます。粕壁宿の中心であった場所ですが古い建物は少なくなっています。そんな中でもいくつかの建物が残っていて宿場らしさを感じられるのですが、浜島家住宅土蔵は文化財にも指定されています。粕壁宿の末端に進んでいくと寺町になっています。そのうちの一つ最勝院は南北朝時代に活躍した武将春日部重行に所縁のあるお寺だ。江戸時代には粕壁宿と呼ばれていた地名が中世には春日部と呼ばれていたことがわかる。南北チョー!と斉藤さんのテンションも上がる。新町橋から古利根川を渡り小渕山観音院。飛鳥時代の観音様が本尊で、仁王門は江戸時代のものだという歴史あるお寺。コンビニでクールダウンし長駆、粕壁宿の逆の端まで歩きます。江戸時代以前からこの地に根付く東陽寺、源徳寺、粕壁宿の市の守護神として天王様と呼ばれた八坂神社など春日部の歴史にも触れてゆきます。匠大塚本社がある場所はかつてロビンソン百貨店があったところ、そして春日部は大塚家具創業の地。この辺りには痕跡ありませんが本陣や脇本陣もありました。いわば粕壁宿、春日部市の中心だったところですが、中心市街地の空洞化が感じられます。春日部駅も高架化し、今後の春日部がどのように変化していくか注目したいところです。田村家には蔵作りの建物や古い建物が残っている。陸運、舟運で物資が集散し栄えた往時の粕壁の姿を思い浮かべてみる予定より少し早めに春日部駅に戻ってゴールでした。暑かったので少し早めのゴールも良いでしょう。打ち上げはぎょうざの満州。埼玉の誇るご当地チェーン店ですが東京の人はなかなか行けないので。暑さで乾いた喉をグッと潤しました。みなさんまだ飲み足りず二次会はお店の多い反対側の西口に移動。築地市場298というとてもリーズナブルな居酒屋で心ゆくまで飲みました

春日部駅東口集合→仲町の蔵のまち並み→問屋場跡→高札場跡→浜島家住宅土蔵→最勝院→新町橋→小渕山観音院→東陽寺、源徳寺→八坂神社→本陣跡、脇本陣跡→田村家→春日部駅

打ち上げ ぎょうざの満州 春日部東口店
二次会  築地市場298


6月16日(日)都営バス最長片道乗車の旅

第565回 2024年6月16日 開催場所 青梅~花小金井

都バスの路線は数多くあれど最長なのが梅70系統、青梅車庫~花小金井駅北口の28kmで乗り通せば2時間以上という壮大なもの。このバスに乗って途中下車をしながら沿線を巡るカズオ君の企画。早く集まれる人は8:50に青梅駅に集合してから青梅車庫までの道のりを昔ながらの建物や看板、街づくりに寄与する施設やお店、青梅市の地名の由来など歴史に絡むものなどを交えて紹介しながらのショート散歩。青梅車庫からバスに乗り込みます。途中、青梅駅で後から合流組を加え六万公園前で最初の途中下車。この地を治めた三田氏の勝沼城があり、青梅六万薬師堂は落城秘話にちなむもの、そこから先に進んで吹上しょうぶ公園で菖蒲の花を楽しみました。またバスに乗って先に進みます。青梅市と瑞穂町の境界である西長岡で下車。再発見としては初めての瑞穂町になります。地域の鎮守様である愛宕神社を見学し、東京牛乳を作っている清水牧場でジェラートを堪能しました。有名なラーメン店いつ樹の匂いを嗅ぎながらコンビニで買い物をしてまたバスに乗ります。JR駅のある箱根ヶ崎三丁目で下車。郷土資料館まで歩きフリーのランチタイム。コンビニで買ったものを日陰で食べる人、旧家の古民家を改装したレストラン耕心館で食べる人に分かれましたが、提供に時間がかかったため、この後の東大和周辺を歩くのを取りやめてこの付近をゆっくりと見学することになりました。郷土資料館のけやき館を見学、箱根ヶ崎の鎮守様狭山神社、残堀川の水源狭山池、カタクリの群生地さやま花多来里の郷、圓福寺ではほおずき市が行われ素朴な縁日の姿に昭和の風景を見出しました。ここからはバスに乗ってラストラン。途中下車をせずに武蔵村山市、東大和市、小平市と駆け抜け終着花小金井駅に到着いたしました。最長都バスを踏破でき感無量ですが瑞穂町の自然と素朴な風景には癒されました。有志による打ち上げはクラフトビールやハイボールの飲み比べができるお店。クラフトビールがとても美味しく感じました

青梅駅~まちの駅 青梅~おうめクレープ工房&直売店舗~D/W COFFEE~寿々喜家~青梅麦酒~
雪守横丁~BUTLER 家具工房~青梅食堂~青龍 kibako~Surrender~ネッツたまぐーセンター~
焼肉青梅~こみちの製麺所 幸太郎うどん~中武馬車~森下陣屋跡~金剛寺~青梅六万薬師堂~
霞川~城前農場~勝沼城跡~吹上しょうぶ公園~らーめんいつ樹~愛宕神社~清水牧場~WESTLAND FARM~耕心館、けやき館~狭山神社~さやま花多来里の郷~狭山池~残堀川~圓福寺~花小金井駅

ランチ   耕心館、けやき館にて個々に
打ち上げ  ハナコクラフトキッチン