8月18日(日)暑い夏だから湧水in国立

第568回 2024年8月18日 開催場所 国立

1月に行った国立まちあるきの続編です。国立駅を9時にスタート。前回は入れなかった一橋大学の東、西キャンパスで文化財となった建物を見学。富士見通りに出て、いま話題になってる景観問題で取り壊されるマンションやすた丼発祥の店など個性的なお店を紹介。国立音大や国立学園など国立の街が造られた時からある学校などを見ながら学園都市、文教都市としての国立の成り立ちを感じました。

南武線を越えて谷保地区へ。こちらは水に恵まれて古くから人が住んでいた地域。国立駅周辺には近現代の史跡しかありませんが、谷保には江戸時代やそれ以前の寺社仏閣、石仏などが存在します。矢川駅まで至って個々に昼食タイム。

午後はまず境内に文化財のたくさんある南養寺、東洋ないしはアジア初の知的障害児者対象の近代的教育・福祉施設である滝乃川学園にも国登録有形文化財の建物がありました。清流の矢川沿いを歩き、川に足を漬けてみたり川で遊びながら涼をとりました。都旧跡の伊藤単朴の墓辺りは立川との境界。青柳崖線上を歩き府中用水取水口、青柳稲荷と歩き崖線を降りてママ下湧水。とても湧水がキレイでここでも清流に漬かりました

矢川おんだしで矢川や崖線からの湧水が谷保用水と合流。水の勢いが気持ち良い場所なのですが、雨などの影響か少し水が濁っていて残念でした。くにたち郷土文化館でクールダウン。柳沢家住宅、城山と歩いて甲州街道に出ます。甲州街道から南武線の方にかけては段丘になっておりここからも豊富な湧水が見受けられる。甲州街道を行き交う旅人もここの湧水でクールダウンしたのでしょうね。またこの付近には遺跡も多く発見されています。

谷保天満宮の別当寺は廃寺になりましたが滝之院がその歴史を伝えています。関東三天神の一つと言われる谷保天満宮。以前は甲州街道が崖下を通り国立で多摩川を渡っていた(後に甲州街道は崖の上を通り日野から多摩川を渡るようになった)名残で甲州街道から降りた位置に社殿があります。ここもまた湧水地で境内社の厳島神社には透き通った水をたたえた池があります。

予定では旧本田家住宅など回る予定でしたが、本田家住宅改装中なので谷保駅に向かい早めの終了となりました。有志での打ち上げはクラフトビールを醸造している麦酒堂KASUGAIにてフルーティなクラフトビールを楽しみ、あおはる餃子で餃子を食べて終了となりました。人工的に造られた学園都市国立と、湧水に恵まれた史跡多い谷保と国立には二つの顔があることがお判りいただけたことでしょう

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ランチ 矢川駅周辺で個々に
打ち上げ 麦酒堂KASUGAI
二次会 あおはる餃子