9月22日(日)徳川家康が愛した駿府城を訪ねる

第570回 2024年9月22日 開催場所 静岡市

山本さんのお城シリーズ。徳川家康ゆかりの駿府城ということで静岡市まで参りました。不穏な天気予報だったのですが一度延期をしているので催行する方向で午前中は雨で室内見学も考えておりましたが行ってみたら雨は全く降っていませんでした。9時半に静岡駅をスタート。今川義元、竹千代像を見て駿府城へ。お堀を巡りながら石垣やお城に関する豆知識など。一度は破却され公園になり、地震や陸軍駐屯により石垣や堀が崩された部分もありますが徐々に復元され、櫓も復元されています。静岡市歴史博物館はSAANAの設計で入るなり戦国時代の道路の遺構が残されています。徳川家康に関する展示物が多いものの戦国の雄今川氏の事績や駿府周辺の歴史を知ることができました。新静岡駅に直結しているセノバの近くで昼食解散。個々にランチをとっている間にゲリラ豪雨。少し遅れて歴史博物館で全員集合した頃には雨はやみました。東御門から巽櫓へ。再建された有料施設でしたが駿府城の歴史的な解説が詳しく図説されていました。天守台跡に歩を進めます。徳川家康が本拠として本格的な築城が行われますが、秀吉により家康が関東に移封されると、家康を関東に封じ込めるための抑えとして秀吉子飼いの中村一氏が入りました。この頃に金箔瓦、総石垣の豊臣系の天守台が築かれるが家康が築城したものか、中村が築城したものか。その後、家康の天下となると、家康は駿府城を本拠地とし天下普請で江戸城より巨大な天守閣を築きました。発掘調査により今まで知られていなかったことも明らかになるかもしれないですね。家康がいかに駿府が好きで拠点としても一目置いていたことがわかります。坤櫓を見学して駿府城を後にします。しばらく歩いて静岡浅間神社。ここは浅間神社、神部神社、大歳御祖神社から成る駿河区に総社。他にもいくつかの神社が祀られていてどれも社殿壮麗で重要文化財がたくさん。ここから駿府城の詰めの城があり、静岡の地名の由来になった賎機山に登れるのですが、今回は雨が降った後なので取りやめバスで静岡駅まで移動。打ち上げは静岡おでんの店。牛すじ出汁のスープで煮たおでんは黒はんぺんで有名なように黒い。それに削り粉をたっぷりかけて美味しかった。徳川家康の江戸と駿府の関係などお勉強になりました

静岡駅→駿府城→静岡市歴史博物館→東御門・巽櫓→駿府城天守台跡→坤櫓→静岡浅間神社→静岡駅

昼食   新静岡駅付近で個々に
打ち上げ 海ぼうずアスティ静岡店東館