第577回 2024年12月8日 開催場所 東京都北区
今回は防災をテーマにしたまちあるき。荒川、隅田川が氾濫した場合、北区、荒川区、台東区、中央区、千代田区などの受ける影響や、防災のウィークポイントなどを現地で見て歩きましょうという企画です。12:30に赤羽駅をスタート。途中の商店街や建築物など見ながら荒川知水資料館へ。今年は荒川放水路通水100周年になります。資料館には荒川放水路や江戸から現代に至るまでの治水の歴史が展示されています。見るものが多くてつい長居してしまいました。続いて岩淵水門へ。文化財に指定されている旧水門の赤水門。現在、現役バリバリの青水門を見学。青水門が出来てからは隅田川は一度も氾濫を起こしていません。まさに万全鉄壁の首都の守護神。長ーい荒川河川敷をずっと歩いてJR線の鉄橋にやってきました。ここは周囲に比べて堤防が低くなっている荒川のウィークポイントです。鉄橋の左右は数年前にかさ上げされましたが、鉄橋の部分は鉄道が走っているので工事まで時間を要します。この低くなった部分から水が溢れる可能性もあるという所を見てきました。赤羽岩淵駅から電車で王子神谷駅前移動。ここから石神井川河口に出ました。ここは水門も無く、大雨の時に満潮、大潮が重なり高潮となった場合など、また上流で異変があり隅田川の水位が上がったときなど、隅田川が氾濫しなくても石神井川が氾濫する可能性があるので周囲の住民は注意が必要であることをお話しました。ここからまら石神井川に沿って歩き王子駅まで向かいました。電車移動で葛飾区~足立区~荒川区方面に向かう予定でしたが、途中ゆっくりしてしまったので日没の可能性もあり王子で終了し続編を行うことにしました。打ち上げは当初の予定では荒川区まで歩く予定だったので荒川区のお店を予約していたので都電に乗って荒川区役所まで移動。KJダイナーten10で飲んで今年最後のまちあるきを締めくくりました。今回案内したところは今すぐに危険ということはありません。岩淵水門や第一調整池(彩湖)など様々な対策がなされているので。しかし、気候や気象の変化によって更なる大雨、地震などによって水門や堤防の決壊などもあり得ます。万が一にも命や財産を失わないためにも対策を考えておいて欲しいという考えから企画しました
赤羽駅~カトリック赤羽教会~赤羽すずらん通り~黒田機器東京工場~新河岸川~荒川知水資料館~赤水門~草刈の碑~摂政宮殿下御野立之跡~新荒川大橋 川口の渡し~岩槻街道岩槻宿問屋場跡之碑、小山酒造跡~赤羽岩淵駅(電車移動)~王子神谷駅~尾長橋~豊島園、甚兵衛堀、板橋火薬王子工場~豊石橋~新堀橋~石神井川河口~西福寺~あすか緑地~溝田橋~石神井川飛鳥山バイパス~王子駅
打ち上げ KJダイナーten10