7月10日(日) 障子堀を見に山中城に行こう

第524回 2022年7月10日 開催場所 静岡県三島市

山本さんのお城シリーズで箱根の山を越えて三島まで行ってまいりました。今回の目的は山中城。小田原城防衛の西の要として築城され北条流の築城技術が駆使され、その遺構がはっきりとわかるお城になっています。11時に三島駅集合。それまで周辺で観光された方も三々五々集まりバスにて箱根方面に向けて出発。グングン登り詰めて笹原で下車。旧東海道が通っています。なかなか味わいがあり昔の旅人になった気分。こわめし坂を見下ろして一柳院へ。ここは山中城攻略で討死した豊臣方武将の一柳直末の胴塚があります(首塚は別な場所に)現在ではのんびりした風景になってますが相当な激戦が繰り広げられたのですね。笹原一里塚を見学し旧東海道を登って行きます。石畳は復元部分と昔からの部分があり濡れると滑るものの関東ローム層むき出しよりは良かったのでしょうね。スカイウォークのある辺りからは駿河湾から千本松原が一望できました。山本さんが山中城に一番乗りを果たした渡辺勘兵衛了の書いた文献を紐解きながら城攻めの気分でお城に迫って行きます。旧東海道が国道1号線と交差するところに山中城のバス停があり茶屋があります。小休止してビールを一杯。山中城は東海道を取り込んでいる要衝です。まずは岱崎出丸から攻略します。国道1号線を越え三の丸へ。宗閑寺には北条方の城将や一柳直末の墓が建立されています。これだけのお城が半日で落ちたと言われますが約7万対3千ですから仕方がないことでしょう。ランチは城内で持ち寄ったものを個々に食べました。池のある窪地に下がって本丸へ。お城はとてもきれいに整備されています。戦国時代のお城は野に帰っているところが多く木や草に覆われていてよく見えなかったり土砂で埋もれていたり。ここはキレイになっているので曲輪の位置関係や城内の施設の役割などが見やすくとても勉強になります。ワッフルのような障子堀、畝堀は崩壊を防ぐために芝が張ってあります。他のお城に無いぐらいハッキリと障子堀がわかります。北の丸、二の丸、西の丸と回って終了。山中城の合戦についてよく理解が出来ました。山中城バス停からバスで三島駅へ。雲が出ていて根っこしか見えなかった富士山がやっと見えました。三島駅到着後解散。有志は小田原に行き串焼きのお店で打ち上げを行いました。ガイドの山本さんともいろいろなお話が出来て楽しく過ごすことが出来ました

三島駅南口→笹原(バスにて移動)→こわめし坂→旧東海道→一柳院(一柳直末墓所)→笹原一里塚→旧東海街道→岱崎出丸→芝切地蔵→山中城→宗閑寺→三島駅南口

ランチ 山中城内にて個々に
打ち上げ くるりぐるり(小田原)

6月19日(日)板橋キャニオン谷と丘を歩く 赤塚~成増

第523回 2022年6月19日 開催場所 赤塚~高島平

板橋宿から上板橋宿、常盤台、下練馬宿、徳丸、赤塚と廻ってきた板橋シリーズの第4回目となります。下赤塚駅を9時にスタート。駅周辺のお店やお稲荷さんなどを回り川越街道に出ます。老舗呉服店の前には道標を兼ねた庚申塔があり、旧地名の久保と呼ばれたこの場所は道路が窪み前谷津川支流の水源になっていて時代が変われど昔の様子を想像できます。赤塚の名店を紹介しながら鎌倉街道や古道と交差しそこには道標を兼ねた庚申塔が歴史の証人としてたたずみます。また川越街道は尾根になっているので前谷津川支流の水源となるポイントがいくつもあり痕跡をとどめています。この付近は現代では戦後、グラントハイツがあり、米軍相手のお店が軒を連ねた場所ですが今では跡形もなく地形や石造物がもっと古い時代の歴史を物語っております。前谷津川を辿って赤塚の住宅地に入ると赤塚川の谷もあり凸凹地形は複雑に。その合間合間には史跡が点在して水のある所には古くから人の営みがあることが伝わってきます。成増地区に入ったところで百々女木川の谷を歩きます。川越街道に出た小治兵衛窪にていったん解散して個々にランチタイムに入りました。午後は石橋貴明母校を横切りながら光が丘公園近くまで流れる百々女木川水源があった場所まで歩き、白子川の支流にあった兎月園跡を偲び、成増駅周辺のお店など紹介しました。ラーメン激戦区らしくラーメンのおいしい店や50年目を迎えたモスバーガー1号店、閉店後の開発の定まらないダイエー跡など成増駅周辺を歩きました。川越街道旧道の新田坂は急坂で往時の面影を残しています。崖地保全のために斜面に面した森が残されているのが印象的でした。昔は日本一汚い川と呼ばれた白子川も今は水質浄化が進み上流はキレイです。都県境を歩いて埼玉県和光市側は川越街道白子宿になるものの、こちらを紹介するのは別機会に。この地に住んだ童謡詩人清水かつらさんの碑が建ちます(代表作は靴が鳴る おててつないで野道を行けば~♪)白子川は直線化されていますが、昔の蛇行した白子川が都県境になっています。成増の高台にも史跡あり、菅原神社の先から見る風景は白子川が削ったまさに雄大な板橋キャニオンの風景でした。盛土などされて高低差がわからない部分があるもののしっかりと谷を刻んできた百々女木川はここで旧白子川と合流。ポテトチップスの湖池屋本社の前から丘に上がり小井戸川の痕跡も辿りました。この辺り丘を川が深く削ったり、道路を造るのに人為的に切り通されていたりでアップダウン激しく皆さん大変だったことでしょう。最後は成増大露頭の上から荒川がつくった壮大な大氾濫原を遠望して平地に降りました。白子川に沿って歩き、白子川が新河岸川に合流する所まで来て板橋の河川が大小の峡谷をつくりながら荒川の大氾濫原に合流することを確認して終了。東京の地下鉄駅最北端、西高島平駅で解散となりました。解散後は有志で板橋駅近くのお店で手羽先、唐揚げ食べ放題飲み放題。リーズナブルにお腹いっぱいになりました

下赤塚駅~コーヒーヒュッテ~胸形稲荷~石井歯科医院~ギィ アンティックギャラリー~鉢の木~庚申塔~白瀧呉服店~究極Y’sラーメン~前谷津川支流水源~楽酔苑~MICKY~芝蘭~麺や河野~鎌倉街道の碑~橋供養碑、前谷津川支流水源~一笑らーめん~赤塚新町庚申塔~光が丘公園入口~中華そばふなせ~前谷津川支流水源~前谷津川合流点~羅舵~榛名神社~しのがやと公園~泉福寺~庚申塔 撤去~つるし坂~赤塚川源流~赤塚体育館~六道の辻~二塚供養塔~ハラン堂~庚申堂~ギターライフ社~百々女木川暗渠~小治兵衛窪庚申尊~帳元の坂~小次兵衛久保坂~成増小学校~百々向川水源~白子川御玉ヶ池支流~兎月園跡~中華そばべんてん~とん八~成増氷川神社~レ クルール~おにぎり小島米店 成増店~中華麺 道頓堀~きころく成増店~うたの時計台~成増駅~モスバーガー成増店~すずらん通り~成増マーケット~沖縄大衆酒場 島人~焼肉問屋バンバン~やまだや~武蔵家 成増店~名店街(ダイエー跡)~スキップ村~アニメ君のいる町聖地~マトリックスアイダ~田中屋本店~成増坂~新田坂(白子坂)~新田坂の坂の石造物群~新田宿八坂神社~成増一丁目向新田の森~東埼橋、新東埼橋~白子川~白子橋~白子宿~清水かつら靴が鳴る歌碑~清水かつら生誕100年記念碑~白子川旧河道~百々女木川緑道~成丘地蔵の庚申塔~小松原阿弥陀堂墓地の庚申塔~庚申塔~成増菅原神社~板橋キャニオンらしい風景~旧白子川、新白子川、白子川緑道~湖池屋本社~石坂~小井戸川~権現坂~豊川稲荷~青蓮寺~おなかや坂~成増大露頭~峡田道~成増厚生病院~三園の由来~レインボーモータースクール~三園浄水場~落合橋~新河岸川~マップ~西高島平駅

ランチ 成増で個々に
打ち上げ 手羽だるま 板橋店





6月12日(日)多摩散策~万葉集に詠まれた多摩の横山~

第522回 2022年6月12日 開催場所 多摩市

多摩丘陵は古くは多摩の横山と呼ばれ万葉集でも詠われた地でもあります。古道などもあった尾根道を「よこやまの道」として整備しています。カズオ君のガイドで歩いてきました。集合場所の永山駅は京王線、小田急線共に駅があり多摩ニュータウン開発当初から開発された場所でもあります。永山駅からバス移動して丘陵を切り拓いて出来た団地が立ち並ぶ場所で下車。、多摩市陸上競技場のある多摩東公園を過ぎてよこやまの道に入ります。144mの諏訪ヶ岳に軽登山?尾根道なので意外にアップダウンが少ないです。時折いくつかの古道とも交差し、防人や鎌倉を攻める新田勢が通った道を歩いているかと思うと感無量になります。多摩の街並みもパノラマのように見えて眺望もすこぶる良かったです。川崎との県境の道でもありそちらの方にも進んでみたくなります。国士舘大学南野キャンパスの広大な敷地が拡がり野球場からラグビー場など施設の広さには驚いてしまいます。ここでゲリラ豪雨。建物の無い場所だったので大きな木の下で傘をさして耐えしのぎ10分後に再出発。空はまた雨が降る前と同じような爽快な空へと回復して行きました。妙櫻寺を経て一本杉公園。野球場のある大きな公園ですが万葉集歌碑や旧有山家、旧加藤家等の古民家も見学できました。きのこの自販機できのこをお土産に買いこの地の歴史を見守ってきた大きなスダジイの木を見てまた尾根道へ。町田市との境界にもなっていて東京再発見初の町田市訪問ともなりました。かつてはこの尾根が武相国境でもあった時期があるという説も聞きます。上り下りを繰り返し唐木田駅近くでよこやまの道探索は終了し次回へのお楽しみとなりました。ここから多摩センター駅に向かいます。古い団地の下には商店が並び、今は静かなたたずまいですが団地が開かれた頃の活気ある風景を思い浮かべたり。青木葉天満宮の辺りは谷戸の中に住宅が並んでいるのが見え、多摩ニュータウン開発以前からの集落の有様が理解できました。多摩中央公園に入り連光寺村の名主であった旧富澤家住宅を見学、落合白山神社を経ていくつもの切通しを橋で越えていきます。この丘陵地帯をこれだけの公園都市にしたかと思うと感服いたします。駅に近づくとこれまで静かなところを歩いてきただけにピューロランド帰りの若者の人の波に圧倒されます。大道芸をやっていたり活気があります。多摩ニュータウン駅で解散。有志でおちあい横丁のすみれに行き割引でお安く飲んで締めました

[歩いたコース]

永山駅~グリナード永山~電車見橋~多摩東公園~南多摩尾根幹線道路~八洋株式会社 多摩営業所~丘の上広場公園~横山の道~若葉台駅~はるひ野駅~エドヒガン~エコプラザ 多摩~古代東海道~諏訪ヶ岳~瓜生黒川往還~黒川丸山城跡~防人見返りの峠(多摩丘陵パノラマの丘)~国士舘大学 多摩キャンパス~分倍河原合戦と県境の尾根~並列する謎の古街道跡~県境市境~古道五差路と軍事戦略的な鎌倉道~東京都中央卸売市場多摩ニュータウン市場~鎌倉街道~妙櫻寺~国士館大学 多摩南野キャンパス~恵泉女学園大学~一本杉公園~万葉集歌碑~旧有山家住宅~旧加藤家住宅~一本杉~一本杉公園開園記念植樹碑~一本杉球場~スダジイ~奥州古道(中尾道)~奥州古道と石仏群~多摩モノレール通り(町田日野線)~古戦場伝説~はなみずき橋~風の橋~るんるん橋~恐竜橋~青木葉天満宮~どんぐり山公園~多摩市立図書館 本館~多摩中央公園~旧富澤家~落合白山神社~パルテノン多摩~多摩センター駅

打ち上げ すみれ


5月22日(日)晴海線沿いを歩いてみよう!

第521回 2022年5月22日 開催場所 晴海線、越中島線沿線

新金線とのコラボ企画です。前回、越中島線、晴海線を歩きましたが日没で晴海鉄橋見られず。そのリベンジ企画です。廃止されてしまう晴海埠頭の晴海客船ターミナルをスタート。再開発で生まれ変わる晴海の街に東京の未来を想像しつつ、新金線と連動する交通システムが湾岸の新しい街と繋がったら面白いのではないかと思いました。前回は日没だった晴海橋梁もはっきり見え、将来的には横浜の汽車道のような遊歩道になるのでしょうか。豊洲の街、晴海線の痕跡を辿りながら枝川二丁目バス停に到着。ここでここにランチタイム。ここから先は前回も歩きましたが、逆方向から歩くと見えてくる景色も違います。線路の残る廃線跡を歩くのも楽しい。現役の越中島線の線路に沿って歩くと本来のテーマである新金線のことなどリアリティに感じることができます。所々にある踏切を横断しながら洲崎球場跡や砂町銀座などの名所にも立ち寄り、小名木川貨物駅のあったアリオ北砂で小休止。もともとはこの辺りは海で東京が発展する過程において工業地として拡がって行った場所ですが、今は穏やかな住宅地にもなりつつあります。江戸初期の海岸線でもあった小名木川に沿って歩いて船番所資料館に到着。江戸への入口として厳しく取り締まられた番所があったところ。小名木川と旧中川の合流点では水陸両用車が川にダイブする瞬間が見られました。資料館を見学後解散。東大島駅まで向かい、打ち上げに行く人はバスで錦糸町に。錦糸町で楽しく打ち上げをすることが出来ました。今後、発展していく湾岸地域で新しい交通網の再構築が今後あり得ると思いますので新金線との連携などあったら人の流れも変わって面白くなるかもしれませんね。

晴海客船ターミナル~晴海ふ頭~春海橋~晴海橋梁~IHI&ユニシス本社~朝凪橋(晴海線の朝凪橋梁柱)~白山湯~枝川橋~越中島通り・環状3号線~枝川インター出口~セブンイレブン枝川2丁目店~東京都港湾局専用線跡~越中島線車止め~しおかぜ橋~東京メトロ東西線検修場~東京メトロ深川工場(深川検車区)~5番目の最後の踏切(新砂踏切No.18)~塩浜通り~宇佐美 GS~バディスポーツ~東京都建設土木技術センター~4番目の踏切(松尾工場前踏切 No.17:※2松尾橋梁株式会社)~佐川急便東京本社~旧洲崎運河~洲崎球場跡~日曹橋交差点(日本曹達砂町工場:銃砲団製造)~3番目の踏切(幹線3号踏切 No.16:踏切作動なしの道路信号)~永代通り~公社南砂住宅(汽車製造会社※1東京製作所跡:1975 年:本所にあった平岡工場)~都電碑(城東電車車輪モニュメント)~~南砂三丁目交差点(旧城東電車都電38系統電停跡)~2番目の踏切(締川踏切 No.15)~初めての踏切(幹線27号踏切 No.14)~仙台堀川公園~(葛西橋通り)~境川:砂村川(清州橋通り)~南砂線路公園~小名木川操駅(北砂2丁目公園:小名木川駅碑:貨物線車輪モニュメント)~砂町銀座~アリオ北砂店(旧小名木川貨物駅)~小名木川~大島稲荷神社~旧中川~中川船番所資料館~東大島駅

ランチ 枝川2丁目バス停付近で個々に
打ち上げ すみ田屋錦糸町店


5月15日(日)パン散歩&無くなってしまう建物&総会

第520回 2022年5月15日 開催場所 荒川区→新宿区→港区→中央区→江東区

22回目の法人総会を4月1日にオープンしたばかりの新しい施設、荒川区東日暮里にあるひぐらしふれあい館で行いました。コロナ以来、電子による表決が増えたため簡略化させて頂きスピーディに進めさせていただきました。総会後には荒川区の美味しいパン屋さんを巡るパン散歩を行いました。1軒目はベーカリーカフェと本屋さんが併設されているひぐらしベーカリー。各々パンを購入しましたが混雑のため、2軒目に先行する人と分かれ道すがら名所案内をして、2軒目いとぱんに到着するもお休み。スイーツ購入でパティスリーのサブロンをまわり、日暮里繊維問屋街を紹介しながらブリューパブのオケイブルワリー。開店前の到着でしたが入れてくれました。ここで個々にランチタイム。12:45日暮里南公園に再集合して、日暮里駅から新宿駅まで電車移動。新宿駅西口に出ます。渋谷が大きく変わったように新宿も再開発で大きく変わります。小田急も京王の建物も無くなり地下鉄ビルから甲州街道の向こう側まで高層ビルが建ち、また駅の上で東口と繋がって行きます。西口界隈では周辺でも多くの高層ビルが建ち、また東口でも東急歌舞伎町タワーを始め再開発が計画されています。今まで見慣れてきた新宿の風景が変わることでしょう。新宿から大江戸線で電車移動して汐留で下車。ここには黒川紀章設計のメタボリズム建築の神髄、中銀カプセルタワービルがあります。解体工事がすでに始まっており、もう少し遅かったら見られなかったかもしれません。名建築に名残を惜しみ、築地市場跡を通ります。多くの人で賑わった世界有数の規模の市場でしたが更地になっていました。今後の再開発の行方を見守りたいです。その市場跡内を通る環二通りの築地大橋は隅田川で最も新しい橋。橋を越えた勝どき地区は水辺を生業とする人が多く住んだ地域でしたが再開発ラッシュで長屋が消えタワーマンションだらけになっているのも寂しい感じです。黎明大橋を越え晴海地区。オリンピック選手村から新たなまちづくりを進めていて再開発建設ラッシュ。晴海客船ターミナルは東京港のシンボルでしたが、年々大型化する客船への対応や老朽化のため廃止され、建物も取り壊されることになりました。その建物を見学して豊洲大橋を越え、豊洲市場の周辺、運河沿いをぐるっと回って有明地区を越え、台場地区へ。お台場海浜公園辺りは観光客も多く訪れていました。湾岸道路を越えた先にあるのが、パレットタウン、ヴィーナスフォート。東京都との契約満了により23年の歴史を閉じた。ここに買い物や遊びに来たことがある人も多いでしょう。ゆりかもめ青海駅で解散。無くなってしまう建物に時代への名残りを感じつつ、新たに開発されていく地域に新しい東京の時代の息吹を感じられたでしょうか。打ち上げはryotaくんオススメのアクアシティの居酒屋さん。お得な飲み放題でリーズナブルに済みました

ひぐらしふれあい館~ひぐらしベーカリー~吉村昭生家~元映画館~いとぱん~旧エドウィン本社~サブロン~裏サブロン~夕焼けこやけの碑~日暮里繊維問屋街~日暮里南公園~オケイブルワリー~太田道灌、山吹の里像~日暮里駅~新宿駅~地下鉄ビル、小田急新宿駅ビル~京王百貨店新宿店~明治安田生命ビル工事現場~小田急ハルク~東京歌舞伎町タワー~新宿駅西口風景~新宿駅南口方面風景~新宿駅~汐留駅~中銀カプセルタワービル~電通本社ビル~浜離宮庭園~検査業務開始の地碑~旧浜離宮前踏切~朝日新聞社~浜離宮朝日ホール、コリント~三井造船本社~貨物線跡~青果門跡~国立がん研究センター中央病院~築地市場正門跡(浴恩園跡、原爆マグロのプレート)~築地大橋~勝鬨橋~環二通り~新月島川~新島橋~長屋風景、古民家~東陽院~KACHIDOKI THE TOWER~THE TOKYO TOWERS~パークタワー勝どき~朝潮運河~黎明大橋~晴海トリトンスクエア~中央清掃工場~晴海客船ターミナル~豊洲大橋~豊洲市場~豊洲ぐるり公園~富士見橋~有明水再生センター~のぞみ橋~デックス東京ビーチ~テレポートブリッジ~パレットタウン~ヴィーナスフォート~青海駅

ランチ  日暮里南公園周辺で個々に
打ち上げ なんで、やアクアシティお台場店


4月24日(日)江戸に先駆け、江戸を残す「品川」再発見

第519回 2022年4月24日 開催場所 品川

品川の歴史を詳しく調査されている横山さんのガイドで品川宿を中心に歩きました。三田用水の末端がある高輪台駅を雨天の可能性が高いため1時間早めて8:50にスタート。分水点となる高台をカトリック高輪教会などに立ち寄りながら品川駅まで降りて行きます。人数多く長く立ち止まれないので地形や鉄道草創期の話などをしながら八ツ山橋へ。日本初の跨線橋となる八ツ山橋で中世から品川宿、近代までの歴史をレクチャー。品川宿に入り横丁の歴史から人気のお店の話まで地元ならではの情報もお聞きしました。寺社や本陣跡、品川宿交流館ではお祭りの写真を見ながら小休止。目黒川を越えて北品川宿から南品川宿へ。妙国寺や品川寺など回りながら品川門前町と大井村の境界まで行き引き返し青物横丁で個々にランチタイム。午後は小雨が降ってきましたが参加者の希望で続行。投げ込み寺の海蔵寺、内陸に入って品川用水の末端や智恵子抄レモン碑、清光院の奥平家墓所の壮大な大名家のお墓を見て東海寺、東海寺大山墓地など著名な方々のお墓を参り、北品川の鎮守である品川神社を見学。この後、御殿山や利田新地まで回る予定でしたが、既に15:30を過ぎ雨もやまない様でしたので2回に分けてやることにして終了いたしました。地元に住み歴史を研究されている横山さんならではの詳しい歴史や情報を知ることが出来ました。打ち上げは日曜で時間が早いのでやってるお店が少ないということで新馬場駅近くにある中華のお店で打ち上げを行いました

ランチ 青物横丁で個々に
打ち上げ 一品楼

高輪台駅前(①目黒川・古川・高輪海岸三水系分水点、②高縄原古戦場、③三田用水末端、④旧白金猿町、品川台町・三門前町界、⑤墨引、⑥昭和4・39/40中原街道拡幅)
→カトリック高輪教会(札ノ辻大殉教記念碑)
→京急WING(京浜電鉄高輪駅跡)
→品川駅前鉄道創業碑
→旧東海道(①旧品川駅、②高輪台海食崖、③昭和元~3・37拡幅)
→八ツ山(①高輪台海食崖、②広重の品川宿・榜示杭、③墨引、④八ツ山土取)
→八ツ山橋(①日本初跨線橋、②JR10線路拡幅/東海道・東海道複線・山手・山手複線・東海道複複線・山手複複線・新幹線、③三代目八ツ山橋親柱、④三代目八ツ山橋への京浜電鉄出資・橋上線路敷設)
→八ツ山公園(①下末吉面高輪台・武蔵野面御殿山、②北品川宿・歩行新宿界、③京急八ツ山停車場跡、④京浜国道整備・駅移転、⑤京急・市電・自動車共用路線、⑥トラス橋、⑦専用線・踏切、⑧品川東口再開発・字八ツ山の消滅)
→坂稲荷跡(下末吉面と武蔵野面の界推定線)
→清水横丁(①重要丁字路、②伊能隊測量路、③御殿山からの清水、④再開発拡幅予定)
→居残連(旧荒井屋)
→八ツ山・御殿山海食崖
→土蔵相模跡(①桜田門外の変、②公使館焼討、③幕末太陽伝)
→品海公園(護岸石垣)
→善福寺(1294時宗、長八こて絵)
→歩行新宿と北品川宿の界
→街道B&C(准教授高槻彰ロケ)
→聖蹟公園(①旧本陣、②明治天皇聖蹟、③警察病院跡、④ラジオ塔)
→参道通り(昭和10拡幅)
→山手通り(昭和40年代整備、町を分断)
→品川宿交流館(写真展、城南担ぎ)
→高札場跡
→品川橋(北品川宿と南品川宿の界(榜示杭なし))
→交番跡
→千束道(昭和4・11拡幅)
→三岳(①二日五日市村飛地、②鉄火巻発祥)
→城南小付近(①南品川宿と門前町の界、②朱引、③榜示杭)
→妙国寺(1285日蓮宗、①鈴木道胤(熊野商人)寄進五重塔礎石、②北条軍陣地)
→平間街道(池上通り、ジュネーヴ平和通り、旧はT字路・昭和6拡幅・昭和9/10延伸)
→品川寺(806~810真言宗、①六地蔵、②洋行帰りの鐘)
→大井村、品川界(①門前町と大井村の界、②榜示杭、③昭和10・11拡幅)
→海妟寺遠望(1251曹洞宗、①紅葉名所、②岩倉具視墓)
→釜屋跡(新選組屯所)
→青物横丁(昼食)12:30~13:30
→南品川海岸・石垣
→問屋場跡
→願行寺(1469~87浄土宗、踏切あと)
→海蔵寺(1298時宗、刑死者、海難、遊女、震災、轢死供養)
→品川用水末端
→ゼームス坂・智恵子抄レモン碑
→清光院(1650東海寺塔頭、奥平家墓所)
→荏原郡役所跡
→品川学園(東海寺本堂跡、品川県庁建設地)
→東海寺裏東海道線脇(明治4年8月試運転(仮営業前)乗車場推定地、11月岩倉使節団乗車地)
→品川硝子官営工場跡
→東海寺大山墓地(賀茂真淵、西村勝三、井上勝、島倉千代子、渋川春海、沢庵和尚)
→北品川神社(土取場、板垣退助墓)

4月17日(日)小田原城総構1周完全制覇

第518回 2022年4月17日 開催場所 小田原城総構

2月に荒天延期となった山本さんガイドの小田原城総構一周のまちあるきでした。秀吉の大軍にも耐えた壮大な小田原城をグルリと一周しました。小田原北条氏の始祖北条早雲像の前を10時に出発。駅近くまで崖が迫りますが元々は尾根があり小田原城の一部を為していたものだそうです。井細田口まで出て総構一周がスタート。小さな川ですが渋取川に沿って土塁が築かれていたそうで、土塁の一部が残っています。江戸口見附は東海道の小田原の入口でここから海岸線沿いに進みます。お台場は小田原が先駆けだという話を聞きます。海岸沿いの土塁は住宅地に変わってしまっているのでかまぼこ通りを通って老舗かまぼこ屋さんやお店を冷やかしながら歩いて行くのも観光気分で楽しい。昔の商家を改装した小田原宿なりわい交流館で小休止。御幸浜では海の波打ち際で潮の香りを堪能しました。早川漁港では個々にランチタイム。新鮮なお魚を楽しむ。東海道の通る板橋口に出ます。今では小田原市ですが総構えの外なので板橋は箱根板橋。ここからどんどん標高を上げて行きお城巡りらしくなってゆきます。石垣山一夜城も相模湾、真鶴半島も一望できます。そして上り詰めていくと巨大な堀切に小田原城の広さだけでなく壮大な城の設備に驚かされます。関東ローム層の絶壁のような堀を目の前にしたら大軍も進むことはできないでしょうね。堀切の中を歩いたり、土塁によじ登って見たり当時の兵たちの気持ちになって歩いてみました。自然に還ったり、農耕地になってしまった部分もありますが遺構がたくさん残り見どころ満載でした。以前回った時は日没でよく見えなかった場所もハッキリ見えてよかったです。終了時間をオーバーして18時になってしまいましたが出発点だった井細田口に18時に戻り解散となりました。総構は一周9kmと言われますが大体15kmぐらい歩きました。小田原駅に戻りながら北条氏政、氏照のお墓に詣で打ち上げは居酒屋たろう。4000円で飲み放題、神奈川の地酒を口開け、小田原素材の料理を出していただきたくさん食べて飲んで楽しい時間を過ごしました

小田原駅西口北条早雲公像前集合→井細田口→渋取口→蓮上院土塁→江戸口見附→山王口(北条稲荷)→万町台場→代官町台場(休憩)→滄浪閣土塁→荒久台場→早川漁港(自由昼食)→早川口二重戸張→板橋見附→鉄砲矢場→伝肇寺西→二重戸張→三の丸外郭新堀土塁→香林寺山→一枚畠→上二重戸張→小峯御鐘ノ台東堀・中堀→小峯御鐘ノ台西堀→稲荷森→山ノ神堀切→山ノ神台→城下張出→城源寺→史跡標柱→谷津御鐘ノ台張出→竜洞院裏→井細田口→小田原駅東口解散

ランチ 早川漁港で個々に
打ち上げ 居酒屋たろう


3月20日(日)狭山丘陵でハイキング

第517回 2022年3月20日 開催場所 所沢市山口地区

2020年10月に行ったカズオ君の武蔵村山の続編で、所沢市の旧山口村にあたる地域の狭山丘陵をハイキングしました。西武球場前駅を10:30にスタート。西武ドームの威容を見ながら古刹の金乗院へ。史跡が多いので見学時間を設けます。不動寺には文化財級の建物が多く移築されているので建物見学。子供の頃に行ったことのある人も多いユネスコ村に思いを馳せて狭山湖でランチタイム。狭山湖の堰堤から人里に降りるとトトロの木がありました。この辺りはトトロの舞台となった原風景があるといわれ、市民が狭山丘陵を開発から守るために寄付金で買った雑木林が点在しトトロの森と呼ばれています。丘陵の森を登ったり降りたり。谷戸が茶畑になっていたりこの地域らしい風景もありました。その里山の合間にも古社寺があり見学。ベーカリーイングランドストリートでは買い食いもしました。多摩、入間郡の総鎮守である中氷川神社で武蔵国の氷川信仰を感じ、当地を治めた山口氏の居城のあった山口城跡など歴史的にも重要な場所も見学しました。里山風景が残されているのも心癒されます。狭山湖畔霊苑では尾崎豊のお墓にお参り。眺望の良い場所でした。西武球場前駅に戻って解散。身近に里山風景が感じられて秋などに歩いても良さそうなコースでした。打ち上げは西所沢に移動するもコロナ規制で入店できず所沢プロぺ通りの居酒屋に移動して楽しく飲みました。

西武球場前駅~西武山口線~西武狭山線~西武ドーム~埼玉西武ライオンズ~熊とカバ~山口観音金乗院~狭山山不動寺~ユネスコ村跡~トラットリア・アドリアーノ~山口貯水池(狭山湖)~山口貯水池第一取水塔、第二取水塔~狭山湖~余水吐~トトロの木~清照寺~堀口天満天神社~トトロの森 1号地~所沢めだか園~パンとお菓子 みかんの木~ベーカリーイングランドストリート~中氷川神社~山口城跡~勝光寺~ポレポレ堂~下山口駅~柳瀬川~荒幡富士市民の森~荒幡 浅間神社(荒幡富士)~埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター~ふじの森~トトロの森 6号地~トトロの森 25号地~古民家付き農園corot~菩提樹池~狭山観音~狭山湖畔霊園~トトロの森 19号地~尾崎豊墓所~cafe&garden ThreeLeaf~西武球場前駅

昼食   狭山湖で個々に
打ち上げ 酔酔日
二次会  とりのす


3月13日(日)江戸の華、吉原の核心に迫る

第516回 2022年3月13日 開催場所 吉原

吉原の歴史に精通した佐藤さんのガイドで吉原を歩きました。南千住駅13時スタート。回向院、延命寺では小塚原刑場の歴史を学びます。山谷地区に入りアーケードが無くなり雰囲気の変わったいろは会商店街を通り大門の跡へ。吉原田んぼの中に盛り土をして造られたので周囲より土地が高くなっています。道路も当時のままであったり、道路にはなっていますがお歯黒どぶの跡などあって昔の痕跡が随所に残っています。カストリ書房で書籍や地図など買って小休止。吉原の街を縦横に歩き、鷲神社へ。酉の市の混雑を知る人には驚くほど閑散としていました。航空関係やゴルフにご利益のある飛不動、一葉記念館は外観だけ、浄閑寺では遊女たちの悲しい逸話も知ることが出来ました。吉原というと誤解を受けやすい場所でもあるのですが、解説を聞きながら歩くと街の歴史や本来の姿も知ることが出来たと思います。現地ガイドさんの副音声吉原の今の解説もなかなか知ることができないことも学ぶことが出来ました。終了後は三ノ輪駅近くのこ~ちゃんで打ち上げ。生ビール最初の1杯10円、キンミヤ焼酎一升1000円という破格のお店で楽しく飲むことが出来ました

南千住駅→回向院・延命寺→陸橋経由(小塚原処刑場跡・隅田川貨物駅)→日本堤交番→いろは商店街→日本堤通り→大門跡地へ→お歯黒どぶ跡→吉原公園休憩→(カストリ書房紹介)→区割り痕跡案内→江戸町通りを仲ノ町通りへ→吉原神社→弁天公園→鷲神社・飛不動→一葉記念館(案内)→浄閑寺→三ノ輪駅

打ち上げ こ~ちゃん


2月27日(日)昭島北とアメリカ村散策

第515回 2022年2月27日 開催場所 昭島市北部

カズオくんガイドの昭島まちあるきでした。古くから開けた南部に対し、北部は武蔵野の原野から昭和飛行機など軍需工場の跡が工業地帯になっている。そちらも再開発が進んで商業施設や公園などに変わっています。その昭島市の北部を歩きました。昭島駅を11時にスタート。クラフトビールのイサナブルーイング ブルワリー&ロースタリーを覗いて昭和飛行機の広大な敷地に造られた施設や公園などを歩いて行きます。MORIPARK Outdoor Villageでは小休止して敷地内の見学。巨大なボルダリング施設が圧巻。昭和の森へ抜け、教育施設のアキシマエンシスでも小休止で時間を取ります。ここにはこの地がかつて海だったことを示すアキシマクジラの原寸大化石レプリカが吊るされていたり郷土資料室もありました。バス組と徒歩組に分かれて進みケンちゃん餃子では工場直売の餃子を購入。市場は日曜のため休業。この地を潤した柴崎分水が所々で姿を現します。元々は武蔵野台地の広大な土地だったのでしょう。電子部品工場や様々な工場が拡がっています。家具の博物館は外観だけ、トーキョー チョコレイトファームでは美味しいチョコをみんなでお買い上げ。鉄道の廃線跡はモニュメントあり。モニュメント無くても何となく線路跡というのがわかる。立川アメリカンビレッジは米軍ハウスがリノベーションされていて立川基地の痕跡を色濃く残しています。富士見湯、昭和湯と言った個性的な銭湯も紹介。枡屋ではお菓子のもぐもぐタイム。軍需工場の住宅として開発された八清にはラウンドアバウトのロータリーが残されていた。昭和公園にはクラウドファンディングで復活したD51が保存されていました。昭島くじら あきちゃん たまちゃん像を見てゴールの東中神駅。元々は飛行場や軍需工場だった昭島市北部ですが再開発されて家族連れも休日をゆっくり過ごせそうな場所に変貌しつつあります。あれこれお土産を買ったりおやつを食べたり街の変化を見てとれたまちあるきとなりました。打ち上げは電車で昭島駅に戻りクラフトビールに行くも満席。拝島ハイボールも検討しましたが、駅近くの居酒屋に入りお腹を満たして帰宅することが出来ました

昭島駅~イサナブルーイング ブルワリー&ロースタリー~昭和飛行機 旧本館跡~栗田工業 昭島クリタ開発センター~ハーレーダビッドソン~MORIPARK Outdoor Village~新昭和通の碑~フォレスト・イン 昭和館~モリパーク~昭和飛行機 旧格納庫~昭和の森 いちょう並木~アキシマクジラの由来~アキシマエンシス~つつじが丘公園~ケンちゃん餃子株式会社~三多摩綜合食品卸売市場協同組合~魚河岸だいにんぐ一味~柴崎分水~シマダヤ~La faro(ラ・ファーロ)~文化通り~日本航空電子工業 昭島事業所~HOYA 昭島工場R&Dセンター~日本電子~家具の博物館~トーキョー チョコレイトファーム~中神-立川基地引込線跡~むさしの公園~米軍立川基地跡~廃線跡モニュメント~立川アメリカンビレッジ~MOON HOUSE~法務省 矯正研修所~富士見湯~桝屋 東中神本店~キング~肥田ベーカリー~昭和湯~八清~昭和公園~福島の渡し道標~蒸気機関車 D51 451 号機~五日市鉄道~東中神団地~くじらロード~昭島くじら あきちゃん たまちゃん~東中神駅

打ち上げ 安べゑ 昭島北口店