第519回 2022年4月24日 開催場所 品川
品川の歴史を詳しく調査されている横山さんのガイドで品川宿を中心に歩きました。三田用水の末端がある高輪台駅を雨天の可能性が高いため1時間早めて8:50にスタート。分水点となる高台をカトリック高輪教会などに立ち寄りながら品川駅まで降りて行きます。人数多く長く立ち止まれないので地形や鉄道草創期の話などをしながら八ツ山橋へ。日本初の跨線橋となる八ツ山橋で中世から品川宿、近代までの歴史をレクチャー。品川宿に入り横丁の歴史から人気のお店の話まで地元ならではの情報もお聞きしました。寺社や本陣跡、品川宿交流館ではお祭りの写真を見ながら小休止。目黒川を越えて北品川宿から南品川宿へ。妙国寺や品川寺など回りながら品川門前町と大井村の境界まで行き引き返し青物横丁で個々にランチタイム。午後は小雨が降ってきましたが参加者の希望で続行。投げ込み寺の海蔵寺、内陸に入って品川用水の末端や智恵子抄レモン碑、清光院の奥平家墓所の壮大な大名家のお墓を見て東海寺、東海寺大山墓地など著名な方々のお墓を参り、北品川の鎮守である品川神社を見学。この後、御殿山や利田新地まで回る予定でしたが、既に15:30を過ぎ雨もやまない様でしたので2回に分けてやることにして終了いたしました。地元に住み歴史を研究されている横山さんならではの詳しい歴史や情報を知ることが出来ました。打ち上げは日曜で時間が早いのでやってるお店が少ないということで新馬場駅近くにある中華のお店で打ち上げを行いました
ランチ 青物横丁で個々に
打ち上げ 一品楼
高輪台駅前(①目黒川・古川・高輪海岸三水系分水点、②高縄原古戦場、③三田用水末端、④旧白金猿町、品川台町・三門前町界、⑤墨引、⑥昭和4・39/40中原街道拡幅)
→カトリック高輪教会(札ノ辻大殉教記念碑)
→京急WING(京浜電鉄高輪駅跡)
→品川駅前鉄道創業碑
→旧東海道(①旧品川駅、②高輪台海食崖、③昭和元~3・37拡幅)
→八ツ山(①高輪台海食崖、②広重の品川宿・榜示杭、③墨引、④八ツ山土取)
→八ツ山橋(①日本初跨線橋、②JR10線路拡幅/東海道・東海道複線・山手・山手複線・東海道複複線・山手複複線・新幹線、③三代目八ツ山橋親柱、④三代目八ツ山橋への京浜電鉄出資・橋上線路敷設)
→八ツ山公園(①下末吉面高輪台・武蔵野面御殿山、②北品川宿・歩行新宿界、③京急八ツ山停車場跡、④京浜国道整備・駅移転、⑤京急・市電・自動車共用路線、⑥トラス橋、⑦専用線・踏切、⑧品川東口再開発・字八ツ山の消滅)
→坂稲荷跡(下末吉面と武蔵野面の界推定線)
→清水横丁(①重要丁字路、②伊能隊測量路、③御殿山からの清水、④再開発拡幅予定)
→居残連(旧荒井屋)
→八ツ山・御殿山海食崖
→土蔵相模跡(①桜田門外の変、②公使館焼討、③幕末太陽伝)
→品海公園(護岸石垣)
→善福寺(1294時宗、長八こて絵)
→歩行新宿と北品川宿の界
→街道B&C(准教授高槻彰ロケ)
→聖蹟公園(①旧本陣、②明治天皇聖蹟、③警察病院跡、④ラジオ塔)
→参道通り(昭和10拡幅)
→山手通り(昭和40年代整備、町を分断)
→品川宿交流館(写真展、城南担ぎ)
→高札場跡
→品川橋(北品川宿と南品川宿の界(榜示杭なし))
→交番跡
→千束道(昭和4・11拡幅)
→三岳(①二日五日市村飛地、②鉄火巻発祥)
→城南小付近(①南品川宿と門前町の界、②朱引、③榜示杭)
→妙国寺(1285日蓮宗、①鈴木道胤(熊野商人)寄進五重塔礎石、②北条軍陣地)
→平間街道(池上通り、ジュネーヴ平和通り、旧はT字路・昭和6拡幅・昭和9/10延伸)
→品川寺(806~810真言宗、①六地蔵、②洋行帰りの鐘)
→大井村、品川界(①門前町と大井村の界、②榜示杭、③昭和10・11拡幅)
→海妟寺遠望(1251曹洞宗、①紅葉名所、②岩倉具視墓)
→釜屋跡(新選組屯所)
→青物横丁(昼食)12:30~13:30
→南品川海岸・石垣
→問屋場跡
→願行寺(1469~87浄土宗、踏切あと)
→海蔵寺(1298時宗、刑死者、海難、遊女、震災、轢死供養)
→品川用水末端
→ゼームス坂・智恵子抄レモン碑
→清光院(1650東海寺塔頭、奥平家墓所)
→荏原郡役所跡
→品川学園(東海寺本堂跡、品川県庁建設地)
→東海寺裏東海道線脇(明治4年8月試運転(仮営業前)乗車場推定地、11月岩倉使節団乗車地)
→品川硝子官営工場跡
→東海寺大山墓地(賀茂真淵、西村勝三、井上勝、島倉千代子、渋川春海、沢庵和尚)
→北品川神社(土取場、板垣退助墓)