7月6日(日)東京23区最東端から東京最西端都バスさんぽ

第590回 2025年7月6日 開催場所 江戸川区~練馬区

昨年23区最北端から最南端までバス散歩をしましたが、その続編で最東端から最西端をバス散歩しました。8時に都営新宿線篠崎駅集合。徒歩で23区最東端を目指しました。23区最東端は江戸川に突き出した場所です。人工の構造物を含めるなら最東端からさらに江戸川に張り出した船着き場になります。しかし境界未確定のこの場所は東京都が主張する境界は市川市側に食い込んでいる。これは江戸川放水路が開削される前の境界で、開削後は旧江戸川の真ん中を境界にするように千葉県側が主張していますが東京都が認めないので境界未確定になっています。しかし実質上は江戸川が境界となっているのでスポーツランドの裏手を最東端として出発しました。
最東端のバス停江戸川スポーツランドから予定より1本早い京成バスで出発。南北の交通網の弱い江戸川区ですからバスはかなり混雑したまま小岩駅へ。小岩ではトイレ、買い物タイムを設けて両国駅行きの都バスに乗って出発。錦糸町駅までの乗車でしたがこちらもかなりの混雑でした。行程は最短距離ではなく全員が座るために始発のバスを乗り継いでいくので少し遠回りにはなります。錦糸町では乗り換え時間が短いために急いで歩道橋を渡り晴海埠頭行きの都バスに乗り込みます。こちらも30~40分に一本なので乗り遅れると大変。ここまですべてのバスが大混雑してます。豊洲を過ぎるとやっと余裕が出て来て車内にゆとりが。湾岸の景色を楽しみながら終点の一つ手前のはるみらい前で下車。大きく変わりつつある晴海の風景を見ながら食べ物、飲み物を買ったり小休止。対岸の豊海町には巨大な高層マンションを建設中。運河や東京湾の風景を眺めます。晴海五丁目ターミナルから四谷駅行きの都バスに乗りました。こちらも1時間に1本なのでなかなか接続の難しいバスです。初めて空いたバスに乗りましたが途中から観光客がたくさん乗ってきます。築地や銀座、日比谷など都心の一等地を駆け抜けていきます。三宅坂で下車。バスが遅れたので待ち時間が10分程度に短縮されました。ここから乗る新宿駅西口行都バスはヰ日に数本しか走らない激レア路線です。麹町、牛込を抜け一気に新宿駅西口へ。湖の本数の少ない激レア路線に乗るためにランチは遅くなってしまいました。新宿にて個々にランチタイム。ランチ後は西口ターミナルで集合して関東バス野方駅行きに乗ります。新宿の喧騒を駆け抜け中野駅まではそう遠くありません。中野駅からは一本前倒しして関東バス吉祥寺駅行き。これまでの最長約1時間の乗車です。電車ならあっという間ですが時間をかけるバス旅もまた一興。バスは街の風景が間近に見えます。五日市街道を走るので並木が残っていたり郊外に進んでいる雰囲気が伝わってきます。某政治家が来るので厳戒態勢の吉祥寺北口からは西武バス花小金井駅行きに乗車。遅れて来たバスは行き先申告制の料金先払い。青梅街道の三ツ塚が東京23区最西端のバス停。西東京市との境界になります。ここは23区最西端でもあり、標高が最高所でもあります。実際の最西端のバス停は我々が降りたバス停の反対側の吉祥寺駅方面に行くバス停になります。三ツ塚とは石神井城の関所があった関村にある不動塚、物見塚、鉄砲塚の三つの塚が由来だとか。最西端で記念撮影をして解散。バスで帰る人もいますが駅に向かう人は武蔵関公園の池に沿って歩きながら東伏見駅まで進み解散しました。打ち上げは有志で行いましたがドリンク半額だったんでリーズナブルに飲めましたね

篠崎駅~東京23区最東端~江戸川スポーツランド~小岩駅~錦糸町駅~はるみらい前~晴海五丁目ターミナル~三宅坂~新宿駅西口~中野駅~吉祥寺駅北口~三ツ塚~東京23区最西端、最高所~武蔵関公園~東伏見駅

ランチ   新宿駅西口で個々に
打ち上げ  や台ずし 東伏見北口駅前店


6月22日(日)川越城をマニアックに歩く

第589回 2025年6月22日 開催場所 川越

山本さんのお城まちあるきです。前回岩槻と太田道灌つながりで川越を歩きました。武蔵国の守りの要として太田道灌が城を築き城下町として発展してきた街で大人気の観光地ですが、今回はお城をマニアックに歩くという観光視点ではないお城視点で川越を歩きます。10時に本川越駅をスタート。女性観光客の多さに驚きます。喜多院に参詣。有名観光地ではありますが、どちらかというと喜多院が川越城の出城であるという説を否定する検証のために立ち寄った感じ。浮島稲荷神社付近を歩き、川越城の周辺が湿地帯で防御されていたことを検証します。また城の遺構も点在。これも山本さんのマニアック解説がなければ見落としてしまうような場所も多いです。江戸への流通に使われた新河岸川も今は舟が通れるような流量ではなくなっています。関東七名城とも言われ江戸の北の守りを固め老中が居城し、初雁城の異名を持つ川越城ですが、城の多くの遺構は失っています。しかし江戸時代に築かれた本丸御殿は全国で見ても残っているのが希少な建物で特筆に値します。本丸御殿を見学。周辺の遺構も再建されつつあり、もっと川越城の様々な部分が復元され目に見えてお城のことがわかるようになれば良いのですが。徳の鐘がある蔵の町でランチタイム。午後は川越城の遺構を求めて門や櫓の跡を歩き回ります。本丸御殿を見ただけでは城の規模や全容はわかりませんので。富士見櫓は失われていますが高所から町を望めばその威容を感じ取ることができます。本丸で休憩を取りますが暑い一日でした。氷川神社は浴衣を着たカップルや女性でいっぱい。蔵の町は趣があって観光客が多く集まる魅力がわかりますね。東明寺では河越夜戦のお話が出ます。新興勢力の北条氏が関東の旧勢力である古河公方、関東管領両上杉氏の大軍を打ち負かして、関東の勢力が入れ替わったターニングポイントが川越にあったことを知ります。行程的にはもう少し歩くところでしたが暑さ厳しいのでこちらで解散。希望者のみ川越市役所まで歩き太田道灌像を見て最終的に終了。関東や武蔵国における川越城の重要さを理解することができました。打ち上げは鶏肉メインの居酒屋さん。暑さにカラカラの喉にビールが美味しく沁みました

午前:本川越駅→喜多院→浮島稲荷神社→川越城跡南東部散策→川越城本丸(御殿自由見学)→南大手門跡→時の鐘(自由昼食及び蔵の町自由時間)
午後:時の鐘(再集合)→川越城南西部散策→中御門跡→御三階櫓跡→川越城本丸(休憩)→川越城跡北東部散策→川越氷川神社→東明寺(解散)→西大手門跡(希望者のみ 太田道灌像)

ランチ 時の鐘付近で個々に
打ち上げ 鶏まる はなれ川越店


6月14日(土)昼飲み企画 新小岩

第588回 2025年6月14日 開催場所 新小岩

リクエストがあった昼飲み企画です。街を多角的に知る一環として行っている昼飲み企画ですが、今回は昼飲みの楽しめる街の一つ「新小岩」で行いました。ナビゲーターはryotaくんです。11時に新小岩集合。一軒目は「下町浪漫」レトロな装いの店内は昔の公衆電話や看板が置かれた演出ながら注文はタブレットという今風。メンチや焼きそばがこってり濃厚で意外に美味しくチンチロリンハイボールで楽しみました。二軒目は「ほていちゃん」ここが1号店のようです。ナマズのフライが美味しくメニューも豊富。一部の人は「かど鈴」にも行きました。三軒目はしげきん入れず「もつ焼きのんき」チキン南蛮は生卵の乗せ。名物のんきボールを飲みながら楽しく過ごしました。一部の方は「魚三新小岩店」に行きました。四軒目は「おばこ」以前にも打ち上げで利用したことがあります。赤ワインともつ焼きがよく合いますね。コスパも抜群。五軒目は「源八船頭」で八丈島料理を楽しみ、六軒目は「新小岩もつ焼きセンター」11時から夜までみんなよく飲みました。いろいろな話も盛り上がり新小岩の街を堪能しながら美味しい料理やお酒を楽しむことができました

1軒目 下町浪漫
2軒目 ほていちゃん新小岩店
   (かど鈴)
3軒目 新小岩もつ焼きのんき
   (魚三酒場新小岩店)
4軒目 やきとりおばこ
5軒目 源八船頭新小岩店
6軒目 新小岩もつ焼きセンター


5月18日(日)芽吹きの奥多摩むかし道 新緑ハイキング

第587回 2025年5月18日 開催場所 奥多摩

カズオ君ガイド、新緑の奥多摩むかし道歩きでした。何度かむかし道は歩いていますが、いつもは奥多摩駅から奥多摩湖に向かって歩きました。今回は奥多摩湖スタートで駅に向かって歩きました。奥多摩駅集合後、バスに乗って奥多摩湖に移動。奥多摩湖ではフリータイムを設けて小河内ダム、水と緑のふれあい館(郷土資料館)を見学しました。地上から見上げた天空の集落に向けて奥多摩むかし道を遡ってゆきます。むかし道は国道411号線が開通する前の旧青梅街道です。以前に休憩した青目立不動尊は見学不可になっていた。舗装路から未舗装路に入りますが整備されたハイキングコースなので歩きやすい。民家の軒先をかすめていきます。昔の人たちも民家の庭先のようなところを歩いていたのですね。素朴な雰囲気が素敵です。谷深く川には近寄れませんが、覗き込む渓流は荒々しくダイナミック。西久保の切り返し近くにある休憩所でランチタイム。ここから合流する方々もいて、改めて午後の部をスタートします。道所吊橋は老朽化のために2人ずつしか渡れず、交代交代で渡って景色を楽しみました。虫歯地蔵など、昔の人は歯痛に襲われても神に頼るしかなかったことを考えると恐ろしいかも。馬の水飲み場には茶屋があったようです。ところどころに集落や住宅があります。住宅や墓所も崖に張り付くように建てられています。しだくらの吊橋でも2人ずつしか渡れません。橋から見る渓谷美もなかなかのものです。ところどころに素朴な信仰の跡が遺されていて古の暮らしを想像してしまいます。巨岩の迫る白髭神社では7年前と同じポーズで記念撮影。境の清泉では豊富な湧水。顔を洗ったら気持ち良かった。湧水はワサビ栽培にも使用されています。不動の上滝にはトイレも整備されていて滝を見ながら休憩をしました。小河内ダムを建設する資材を運んだ鉄道の遺構があちこちで見られましたが、廃線跡に近づいてみます。線路も残り鉄橋やトンネルも残されていて臨場感があります。これだけのものを建設して5年半しか使用しなかったのはもったいない気もしますね。羽黒坂を過ぎるとむかし道は終わり現代の青梅街道に出て奥多摩駅に到着しました。奥多摩湖から歩いた方が上りが少ないかもしれません。いつもと逆に歩くのも新鮮味がありました。打ち上げは以前にも行ったクラフトビールのお店。濃厚なクラフトビールが山を歩いた喉の渇きを癒してくれました

奥多摩駅(バス移動)~奥多摩湖、小河内ダム、奥多摩水と緑のふれあい館~奥多摩むかし道~水根の城山~水根観音~青目立不動尊(見学不可)~浅間神社~西久保の切り返し~道所吊橋~玉堂歌碑~虫歯地蔵~牛頭観音~馬の水のみ場~縁結び地蔵尊~しだくら吊橋~厳道の馬頭様~惣岳の不動尊~いろは楓の巨樹~耳神様~弁慶の腕ぬき岩~白髭神社~境の清泉~不動の上滝~槐木~廃線跡~羽黒坂~羽黒三田神社~奥多摩駅

ランチ 西久保の切り返し近くの休憩所
打ち上げ ビア カフェ バテレ


5月11日(日)全体像で見る利根川東遷荒川西遷(勉強会)&総会

第586回 2025年5月11日 開催場所 荒川区

毎年恒例の総会と勉強会。今年は荒川区所外学習センターにて行いました。11時より総会スタート。2024年度の事業報告と収支報告など行い、各議案を審議いたしました。2025年の事業計画など話し合い、会員や有志の方々と今後のイベントについてのリクエストや、皆さんからの要望などを聞きながら今年度の方向性を決めてゆきました。小休止を挟んで勉強会を行いました。勉強会は「全体像で見る利根川東遷荒川西遷」ということで、今まで利根川東遷や荒川西遷などの勉強会を行いましたが、それぞれを時系列で話しても利根川、荒川、江戸川、入間川などどのようにお互い影響し変化していったか全体像がつかめなかったのではないかと考えました。関東の全体図を見ながら利根川や荒川の変化が他の河川や関東全体にどのような変化をもたらしていったかということを知ってもらうために全体図で見たり、部分的にクローズアップして見たりより理解度が深まるように進めました。時間が長いとだらけてしまうので短めに設定したのですが時間が足りずに少し慌ただしくなってしまったかもしれません。終了後は町屋まで移動して懇親会でした。懇親会においては河川の研究をされている方々とも有意義なお話をすることができました。今後の歴史研究においても役立つお話や交流が出来ました。楽しくお話も盛り上がり二次会まで有意義な時間を過ごすことができました

懇親会 あんじゅ
二次会 ten10


4月20日(日)東川、砂川堀の源流を見てみたい

第585回 2025年4月20日 開催場所 東川、砂川源流

東川源流シリーズの最終章、ついに源流まで歩きました。小手指駅に9時前に集合。バスで前回終了の誓詞橋の少し先のバス停からスタート。北野総合運動場の裏から東川に沿って歩いて行きます。東川一級河川起点石標はガードレールに隠れて全体が見られません。何でこんな建て方をしたのか?小手指合戦にゆかりのある箙の松の先は東川も細くなっていき源流まで遥かに遡ってきた雰囲気を感じます。三ケ島八幡宮を過ぎ狭山丘陵をゆるゆると上がっていきます。一筋の細流になった東川は暗渠となります。残念ながらこれ以上の追跡は不可能ですが、川自体は奥の谷戸になっている集落のあたりから湧出して流れていたと推測されます。4月は花の季節、個人の自宅や畑ですが芝桜が美しいので見学させてもらいながら分水嶺を越えて砂川支流の谷に降り、早稲田大学に隣接する葛籠入湿地水源地に入りました。ここは湧水のある湿地に木道が設置されて水源地に分け入れるようになっています。ここも紫色のお花が群生していて綺麗でした。尾根にある狭山湖外周道路に上がり、ハイキング気分で山道を歩きます。ナラ枯れが進み通行止めになっている道も多いのですがいつか歩いて見たいと思います。入間市に入り大谷戸湿地から里山風景を見てさいたま緑の森博物館案内所前フリースペースでランチタイム。さいたま緑の森博物館は森や自然が展示物というコンセプトなので案内所しかありませんがトイレやランチ、休憩をして体力回復。午後はまた山を越え所沢市に戻り、八幡湿地と糀谷八幡宮を見学。山之神神社、比良の丘と上がって行って、砂川の谷に降りました。ここには堂入沼と少し先に砂川の水源があるのですが立ち入り禁止になっているのでその手前までしか入れません。そこから砂川沿いに下ってゆきます。川沿いに道が無いので比良の丘にまた上がり早稲田大学の敷地の境界を進みます。砂川水源の一つ蛇崩湧水をすぎると再び砂川と再会。早稲田大学の敷地内を湿地を形成しながら流れて来ます。湿地を抜けると砂川は側溝の中を流れ周辺は住宅地になっていきます。この辺りに寺社が多いのも砂川沿いが古くから開けていた証でしょう。枝垂れ桜の綺麗な花のお寺金仙寺、氷川三社の一つ中氷川神社、将軍家墓所の石燈籠のある常楽院、狭山観音霊場の一つ慈眼庵、美しい佇まいの宝玉院、くろすけの家の愛称がある旧和田家住宅など見学しながら進み、時折、砂川に沿って歩き。やがて本数の少ないバスの来る時間に近づいてきます。もう少し砂川に沿って下流に向かいたいところですが余裕をもって大日堂バス停からバスに乗ることにして、バス停周辺の三ケ島稲荷神社や石造物などを見たりコンビニでゆっくりしてバスに乗車しました。小手指駅で解散。有志で打ち上げ、焼鳥と共に所沢名物の焼き団子もいただきました。所沢の地名の由来にもなり、所沢の母たる東川を河口から水源までようやく完歩出来ました。また旧石器時代の遺跡などがあり、古くから人の営みに貢献した砂川も歩いて知ることができました。緑豊かな里山に触れ季節の花々を愛で心豊かになりました

小手指駅~(バス移動)ロイヤルこころの里病院バス停~小手指ヶ原古戦場跡、白旗塚(遠望)~北野総合運動場~東川~泉橋で合流する支流~田端薬師堂~稲荷坂~狭山湖橋~生垣に埋もれた馬頭観音、石橋供養塔~下田橋~東川一級河川起点石標~花一揆梅樹古跡碑~箙の梅~東川支川~石橋供養塔~三ケ島八幡神社~八幡橋~無名橋と地蔵尊、馬頭尊~トトロの森10号地~東川水源~芝桜(個人宅)~狭山湖、根小屋城跡~埼玉県立芸術総合高校~
砂川堀支流~早稲田大学所沢キャンパス~葛籠入湿地水源地~和幸の森石碑~自然観察路入口~縄竹十字路~狭山新道改築碑~大谷戸湿地~さいたま緑の森博物館~宮寺大日山の石造大日如来像~馬頭観音~八幡湿地~糀谷八幡宮~御霊権現~山之神神社~比良の丘~堂入沼 砂川(砂川堀)源流入口~フロンティアリサーチセンター~堀之内の庚申塔~蛇崩湧水~
砂川上流部と湿地~聴松軒馬頭観世音~金仙寺~中氷川神社~三ケ島秋葉神社~澱粉橋~石橋供養塔~常楽院~慈眼庵~宝玉院~旧和田家住宅~馬頭観音~庚申塔、三山百番石橋供養塔~三ケ島稲荷神社~馬頭観世音~三ケ島諏訪神社~大日堂バス停(バス移動)~小手指駅

ランチさいたま緑の森博物館案内所前フリースペース
打ち上げ 八剣伝 小手指駅前店


4月5日(土)新小岩公園でお花見

第584回 2025年4月5日 開催場所 新小岩公園

毎年恒例の花見です。好天に恵まれ準備段階から参加者は盛り上がり。他団体と共同で行ったので約80名という大所帯になりました。桜を愛でながら新小岩で買った惣菜やみなさんが持ち寄った食べ物を食べながらお酒は進み、懐かしい面々も居たり楽しい交流となりました。16時過ぎには終了し二次会へ移行して行きました。花見時期は天気が荒れることも多いのですが穏やかに花見をすることができました


3月30日(日)防災まちあるき続編

第583回 2025年3月30日 開催場所 関屋~三ノ輪

昨年末行いました防災まちあるきの続編です。京成関屋駅を12時にスタート。周辺は金八先生の撮影地だったので、金八先生の聖地を点在します。荒川の河川敷に出ると堀切橋。ここは京成線の線路の部分の堤防が低くなっています。ここから荒川の水があふれると千住地域が水没するだけでなく支川を通じて隅田川に流れ込み、都心に水害を及ばせる可能性もあります。岩淵水門が守られても、他の場所から水害が起こる可能性もあるのです。荒川から隅田川沿いを歩いて行きます。この付近は東京都の防災拠点。スーパー堤防は完備し、防災団地は防火壁となり要塞のような威容を誇ります。過去に震災、戦災では火事で多くの人がなくなった教訓として水の備えと共に火の備えも万全です。隅田川沿いの防災と史跡を巡りながら墨堤に沿って歩いていきます。墨堤は隅田川の自然堤防を利用した江戸時代の堤防で近代以前の治水、防災を垣間見ることができます。向島には美味しい甘味もあるのですが花見シーズンということでどこも大行列。お店に立ち寄るつもりでいたのですが行列長すぎて買えず。隅田川を越え対岸の台東区へ。山谷堀も桜の名所です。麗らかな陽気の中を花見散歩ができました。混雑のために甘味店に立ち寄れず時間が余りそうだったので、大河ドラマべらぼうにちなんで吉原を少し歩きました。蔦屋重三郎の墓碑のある正法寺、見返りの柳から吉原大門、お歯黒溝へ。山谷堀を遡ります。この土手も江戸時代の水害対策。大規模土木工事のできなかった昔は江戸中心部を土手で守って周辺地域を遊水池にしていたという、周辺地域には負担のある防災対策でした。浄閑寺を見学して三ノ輪で終了。2回にわたって水害を中心とした東京の防災を考えるまちあるきを完了しました。今回は東京の中心部から城北地域の水害に対する内容だったので、東京の他の地域の水害についても考えてみたいです。打ち上げに予定していたお店が休みだったので商店街の渋い居酒屋で打ち上げを行いました

京成関屋駅~牛田駅~雑賀屋~十一面観音~日の出屋~柳原架道橋~柳原千草園~冨沢家住宅~柳原地区~荒川河川敷、古隅田川、金八先生撮影地~堀切橋~旧新綾瀬川、隅田水門~堀切駅~東京未来大学~ラーメンみゆき跡~横山商店~綾瀬橋~花王ロジスティクス~カネボウ~墨田区総合運動場~伊澤造船所~旧綾瀬川、古隅田川合流点~隅田川、鐘ヶ淵伝説~汐入公園~白鬚西地区~東京都リハビリテーション病院~水神大橋~水神の渡し跡~白鬚西ポンプ場~防災団地~隅田川神社~近代映画スタジオ発祥の地~白鬚橋~白鬚東共同利用工場~リバーサイド隅田~レストランカタヤマ~旧墨堤の道~白鬚神社~西川春洞・寧住居跡~葛飾北斎「白髭の翟松 今戸の夕烟」~子育地蔵~地蔵坂通り商店街~吉備子屋~向島艇庫村跡~平作堀、白鬚の渡し、堤通公園~志”満ん草餅~大倉喜八郎別邸跡~銅像堀~牛島堤跡~鳩の街~請地古川跡~隅田公園少年野球場~言問団子~言問団子と郡司大尉~見番通り~艇庫とレガッタ~野口雨情碑~墨堤植桜の碑~墨堤植桜之碑と勧進帳~三浦乾也旧居、窯跡~正岡子規仮寓の地~長命寺桜餅~牛嶋神社旧址~桜橋~葛飾北斎三囲牛御前両社之図~山谷堀~台東リバーサイドスポーツセンター~今戸橋~竹屋の渡し~平成中村座発祥の地~今戸焼~慶養寺~聖天橋~都立浅草高校(弾左衛門屋敷跡)~吉野橋~正法寺~正法寺橋~山谷堀橋~日本堤~禿坂跡~紙洗橋~地方新橋~地方橋~化粧坂跡~日本堤橋~見返りの柳~吉原大門~鉄漿どぶ跡~いろは会商店街~土手の伊勢屋~中江~山谷堀と思川~音無川と日本堤~浄閑寺~三ノ輪橋

打ち上げ Aterui


3月9日(日)歴史と自然をめぐる立川散策

第582回 2025年3月9日 開催場所 立川

多摩地区ガイドカズオ君の立川まちあるき。今回は立川でも南側。旧柴崎村であった地域を中心に回りました。立川駅北改札を12時過ぎに出発。立川駅周辺のお店やスポットを紹介していきます。過去に映画の街であったことや、多摩におけるサブカル文化発信地であることなどを知ることができました。立川諏訪神社は柴崎村の鎮守様で、周辺には立川駅周辺が柴崎村と呼ばれた頃の歴史を語るものが多く残されています。養蚕が盛んであったことや、諏訪神社と相殿で祀られている八幡神社も現地の豪族立河氏の氏神という由緒ある神社でした。玉川上水から分水された柴崎分水は意外にも水清らか。中央線の上を越えていくのが見どころですね。普済寺では国宝の六面石幢は見ることができませんでしたが、中世豪族の館であった雰囲気の伝わる名刹でした。市街地化していますが立川崖線を感じながら歩きBakery loroで美味しいパンの購入タイム。高尾亭ではモヤさまで紹介されたお蕎麦屋さん。当たりが出るとタラバガニやふかひれが出てくるという自販機にみなさん釘付けでした。崖線と湧水に沿って歩きながら駅名にもなっている柴崎市民体育館、旧甲州街道は日野の渡し跡で道が途切れています。その先には昨年歩いた日野の風景が見えて懐かしい。多摩川の流れを見て、残堀川に沿って歩きます。崖線の崖の高低差が際立っておりました。大滝と呼ばれる構造物のあたりまで来ると残堀川は水無川となっていました。常楽院に立ち寄って立川市歴史民俗資料館で立川の歴史を学びます。富士見緑地から崖線の上に上がり、東京都農業試験場。もうここまで来るとのぼ昭島市。五日市鉄道駅跡やお店などを紹介しながら立川駅を目指して戻ります。大衆演劇立川・けやき座はなかなか良い雰囲気。イタリアンのお店で皆さんお土産のプリンを購入しました。立川で最も高いビル、立川タクロスはいなげや創業の地でした。立川の南部を中心に駅周辺から多摩川、昭島市境まで紹介することができました。17時過ぎに解散。有志で打ち上げが行われました

立川市~立川駅「幻の1番」~甲武鉄道~立川駅南口~立川タクロス~ラーメンスクエア~アレアレア~とある自動販売機~アニメイト立川~立川名画座跡~コトリンク~らーめん愉悦処 鏡花 立川本店~柴崎学習館~諏訪神社~柴崎村~韮山代官所移築屋敷門~八幡神社本殿跡~八幡神社大欅~獅子舞御宿~満願寺跡~柴崎分水~柴崎分水中央線跨線樋~普済寺~立川家住宅跡~立川教育文化発祥の地~学校教育発祥之地~沢稲荷~大和田遺跡~立川崖線~立川断層~Bakery loro~高尾亭~ガニガラ広場~柴崎市民体育館~甲州街道~日野の渡し跡~東京賢治シュタイナー学校~根川緑道~スープカフェ なんでもない日~多摩川橋梁~錦中央工業/ピネココ~山中坂地蔵堂~昭和用水~残堀川大滝~たちかわ創造舎~常楽院~立川市歴史民俗資料館~富士見緑地~東京都農業試験場~東京都農林水産振興財団 立川庁舎~東京都立 多摩職業能力開発センター~郷地駅~コストコ再販店 ココスコ(立川店)~むぎこ製ぱん所~Kaeru Bagel~Onsite Audio 立川店~武蔵上ノ原~ばくだん畑~大衆演劇立川・けやき座~Pizzeria YUICIRO&A と TOKYO 立川ぷりん by.YUICIRO&A~カレー会議室~いなげや創業の地

打ち上げ だしのすけ
1.5次会  さいちゃん
2次会   餃子のニューヨーク


2月22日(土)岩付城をマニアックに歩く

第581回 2025年2月22日 開催場所 岩槻

山本さんのお城シリーズ「岩付城」でした。岩槻駅9時集合出発。太田氏ゆかりの芳林寺、昭和初期に建てられた警察署の建物を利用した岩槻郷土資料館を見学します。城下町らしく日光御成街道沿いには古い老舗の建物や名産の人形のお店が並び良い雰囲気です。児玉南柯が創設した藩校遷喬館や時の鐘を見学。城の大構に沿って歩いて行きます。大宮台地を利用し城下町まで大きく囲い込んだ城塞都市でありましたが、城は破却され宅地化されてしまい、大構は民家の中に埋もれつつあります。高低差などに痕跡を見ることができますが、知らねば気付かず。そんな遺構を山本さんのマニアック解説で現代に掘り起こして参ります。大構の遺構を色濃く残す愛宕神社では石段に飾り付けられたお雛様が圧巻でした。大構は駅の近くにまで至っていて、駅付近でここにランチタイム。B級グルメの豆腐ラーメンを食べに行った方も多かったことでしょう。午後も大構に沿って歩きます。お城らしさを感じるために城址公園を歩きます。曲輪や北条氏特有の障子堀、城門などの遺構を見ることができます。高低差は思いのほか険しく、またお城の周辺は湿地で、お城自体も沼の中に浮かぶように存在して難攻のお城らしさを感じることができました。本丸、二の丸のあたりは完全に市街地化してしまっていて存在を示す碑と高低差でしか示すことができません。お城の遺構をもっと取っておけば良かったのにと思ってしまう部分もありましたが、山本さんの解説によって浮き彫りにされたお城は壮大なスケールを持つお城でありました。岩槻駅まで戻って解散。有志で大宮まで出て打ち上げとなりました

岩槻駅→芳林寺→岩槻郷土資料館→岩槻藩遷喬館→裏小路公園→時の鐘→大手門跡→三の丸跡→北側曲輪群散策→大構散策→愛宕神社土塁→岩槻駅(昼食自由時間)→大構散策→岩槻城址公園(新曲輪、稲荷曲輪、障子掘、黒門、裏門見学)→本丸・二の丸跡散策→岩槻駅

ランチ  岩槻駅周辺で個々に
打ち上げ 大宮にて