4月20日(日)東川、砂川堀の源流を見てみたい

第585回 2025年4月20日 開催場所 東川、砂川源流

東川源流シリーズの最終章、ついに源流まで歩きました。小手指駅に9時前に集合。バスで前回終了の誓詞橋の少し先のバス停からスタート。北野総合運動場の裏から東川に沿って歩いて行きます。東川一級河川起点石標はガードレールに隠れて全体が見られません。何でこんな建て方をしたのか?小手指合戦にゆかりのある箙の松の先は東川も細くなっていき源流まで遥かに遡ってきた雰囲気を感じます。三ケ島八幡宮を過ぎ狭山丘陵をゆるゆると上がっていきます。一筋の細流になった東川は暗渠となります。残念ながらこれ以上の追跡は不可能ですが、川自体は奥の谷戸になっている集落のあたりから湧出して流れていたと推測されます。4月は花の季節、個人の自宅や畑ですが芝桜が美しいので見学させてもらいながら分水嶺を越えて砂川支流の谷に降り、早稲田大学に隣接する葛籠入湿地水源地に入りました。ここは湧水のある湿地に木道が設置されて水源地に分け入れるようになっています。ここも紫色のお花が群生していて綺麗でした。尾根にある狭山湖外周道路に上がり、ハイキング気分で山道を歩きます。ナラ枯れが進み通行止めになっている道も多いのですがいつか歩いて見たいと思います。入間市に入り大谷戸湿地から里山風景を見てさいたま緑の森博物館案内所前フリースペースでランチタイム。さいたま緑の森博物館は森や自然が展示物というコンセプトなので案内所しかありませんがトイレやランチ、休憩をして体力回復。午後はまた山を越え所沢市に戻り、八幡湿地と糀谷八幡宮を見学。山之神神社、比良の丘と上がって行って、砂川の谷に降りました。ここには堂入沼と少し先に砂川の水源があるのですが立ち入り禁止になっているのでその手前までしか入れません。そこから砂川沿いに下ってゆきます。川沿いに道が無いので比良の丘にまた上がり早稲田大学の敷地の境界を進みます。砂川水源の一つ蛇崩湧水をすぎると再び砂川と再会。早稲田大学の敷地内を湿地を形成しながら流れて来ます。湿地を抜けると砂川は側溝の中を流れ周辺は住宅地になっていきます。この辺りに寺社が多いのも砂川沿いが古くから開けていた証でしょう。枝垂れ桜の綺麗な花のお寺金仙寺、氷川三社の一つ中氷川神社、将軍家墓所の石燈籠のある常楽院、狭山観音霊場の一つ慈眼庵、美しい佇まいの宝玉院、くろすけの家の愛称がある旧和田家住宅など見学しながら進み、時折、砂川に沿って歩き。やがて本数の少ないバスの来る時間に近づいてきます。もう少し砂川に沿って下流に向かいたいところですが余裕をもって大日堂バス停からバスに乗ることにして、バス停周辺の三ケ島稲荷神社や石造物などを見たりコンビニでゆっくりしてバスに乗車しました。小手指駅で解散。有志で打ち上げ、焼鳥と共に所沢名物の焼き団子もいただきました。所沢の地名の由来にもなり、所沢の母たる東川を河口から水源までようやく完歩出来ました。また旧石器時代の遺跡などがあり、古くから人の営みに貢献した砂川も歩いて知ることができました。緑豊かな里山に触れ季節の花々を愛で心豊かになりました

小手指駅~(バス移動)ロイヤルこころの里病院バス停~小手指ヶ原古戦場跡、白旗塚(遠望)~北野総合運動場~東川~泉橋で合流する支流~田端薬師堂~稲荷坂~狭山湖橋~生垣に埋もれた馬頭観音、石橋供養塔~下田橋~東川一級河川起点石標~花一揆梅樹古跡碑~箙の梅~東川支川~石橋供養塔~三ケ島八幡神社~八幡橋~無名橋と地蔵尊、馬頭尊~トトロの森10号地~東川水源~芝桜(個人宅)~狭山湖、根小屋城跡~埼玉県立芸術総合高校~
砂川堀支流~早稲田大学所沢キャンパス~葛籠入湿地水源地~和幸の森石碑~自然観察路入口~縄竹十字路~狭山新道改築碑~大谷戸湿地~さいたま緑の森博物館~宮寺大日山の石造大日如来像~馬頭観音~八幡湿地~糀谷八幡宮~御霊権現~山之神神社~比良の丘~堂入沼 砂川(砂川堀)源流入口~フロンティアリサーチセンター~堀之内の庚申塔~蛇崩湧水~
砂川上流部と湿地~聴松軒馬頭観世音~金仙寺~中氷川神社~三ケ島秋葉神社~澱粉橋~石橋供養塔~常楽院~慈眼庵~宝玉院~旧和田家住宅~馬頭観音~庚申塔、三山百番石橋供養塔~三ケ島稲荷神社~馬頭観世音~三ケ島諏訪神社~大日堂バス停(バス移動)~小手指駅

ランチさいたま緑の森博物館案内所前フリースペース
打ち上げ 八剣伝 小手指駅前店