3月30日(日)防災まちあるき続編

第583回 2025年3月30日 開催場所 関屋~三ノ輪

昨年末行いました防災まちあるきの続編です。京成関屋駅を12時にスタート。周辺は金八先生の撮影地だったので、金八先生の聖地を点在します。荒川の河川敷に出ると堀切橋。ここは京成線の線路の部分の堤防が低くなっています。ここから荒川の水があふれると千住地域が水没するだけでなく支川を通じて隅田川に流れ込み、都心に水害を及ばせる可能性もあります。岩淵水門が守られても、他の場所から水害が起こる可能性もあるのです。荒川から隅田川沿いを歩いて行きます。この付近は東京都の防災拠点。スーパー堤防は完備し、防災団地は防火壁となり要塞のような威容を誇ります。過去に震災、戦災では火事で多くの人がなくなった教訓として水の備えと共に火の備えも万全です。隅田川沿いの防災と史跡を巡りながら墨堤に沿って歩いていきます。墨堤は隅田川の自然堤防を利用した江戸時代の堤防で近代以前の治水、防災を垣間見ることができます。向島には美味しい甘味もあるのですが花見シーズンということでどこも大行列。お店に立ち寄るつもりでいたのですが行列長すぎて買えず。隅田川を越え対岸の台東区へ。山谷堀も桜の名所です。麗らかな陽気の中を花見散歩ができました。混雑のために甘味店に立ち寄れず時間が余りそうだったので、大河ドラマべらぼうにちなんで吉原を少し歩きました。蔦屋重三郎の墓碑のある正法寺、見返りの柳から吉原大門、お歯黒溝へ。山谷堀を遡ります。この土手も江戸時代の水害対策。大規模土木工事のできなかった昔は江戸中心部を土手で守って周辺地域を遊水池にしていたという、周辺地域には負担のある防災対策でした。浄閑寺を見学して三ノ輪で終了。2回にわたって水害を中心とした東京の防災を考えるまちあるきを完了しました。今回は東京の中心部から城北地域の水害に対する内容だったので、東京の他の地域の水害についても考えてみたいです。打ち上げに予定していたお店が休みだったので商店街の渋い居酒屋で打ち上げを行いました

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