7月7日(日)嵐を呼ぶ!街道の春日部ウォーカーズ

第566回 2024年7月7日 開催場所 春日部

日光道中の宿場町を草加、越谷と歩いてきて今回は春日部です。ガイドは徳川を楽しむ会の斉藤さん。内容的には江戸時代の宿場町ですが南北朝時代の話もありです。13時過ぎ春日部駅をスタート。少し歩けば旧日光街道に出ます。粕壁宿の中心であった場所ですが古い建物は少なくなっています。そんな中でもいくつかの建物が残っていて宿場らしさを感じられるのですが、浜島家住宅土蔵は文化財にも指定されています。粕壁宿の末端に進んでいくと寺町になっています。そのうちの一つ最勝院は南北朝時代に活躍した武将春日部重行に所縁のあるお寺だ。江戸時代には粕壁宿と呼ばれていた地名が中世には春日部と呼ばれていたことがわかる。南北チョー!と斉藤さんのテンションも上がる。新町橋から古利根川を渡り小渕山観音院。飛鳥時代の観音様が本尊で、仁王門は江戸時代のものだという歴史あるお寺。コンビニでクールダウンし長駆、粕壁宿の逆の端まで歩きます。江戸時代以前からこの地に根付く東陽寺、源徳寺、粕壁宿の市の守護神として天王様と呼ばれた八坂神社など春日部の歴史にも触れてゆきます。匠大塚本社がある場所はかつてロビンソン百貨店があったところ、そして春日部は大塚家具創業の地。この辺りには痕跡ありませんが本陣や脇本陣もありました。いわば粕壁宿、春日部市の中心だったところですが、中心市街地の空洞化が感じられます。春日部駅も高架化し、今後の春日部がどのように変化していくか注目したいところです。田村家には蔵作りの建物や古い建物が残っている。陸運、舟運で物資が集散し栄えた往時の粕壁の姿を思い浮かべてみる予定より少し早めに春日部駅に戻ってゴールでした。暑かったので少し早めのゴールも良いでしょう。打ち上げはぎょうざの満州。埼玉の誇るご当地チェーン店ですが東京の人はなかなか行けないので。暑さで乾いた喉をグッと潤しました。みなさんまだ飲み足りず二次会はお店の多い反対側の西口に移動。築地市場298というとてもリーズナブルな居酒屋で心ゆくまで飲みました

春日部駅東口集合→仲町の蔵のまち並み→問屋場跡→高札場跡→浜島家住宅土蔵→最勝院→新町橋→小渕山観音院→東陽寺、源徳寺→八坂神社→本陣跡、脇本陣跡→田村家→春日部駅

打ち上げ ぎょうざの満州 春日部東口店
二次会  築地市場298