12月17日(日)古地図で山手線各駅 神田編

第555回 2023年12月17日 開催場所 神田

ショート散歩開催の要望多く、山手線各駅を半日で紹介するまちあるきを企画しました。第1回目は「神田」です。神田駅東口を13時にスタート。101年続く和菓子店の三原堂前のガードは上白壁橋通りの名の通り江戸時代は川が流れていました。謄写版発祥の地(ガリ版印刷)から神田の北へ向かいます。千代田区には町会ごとに旧町名と江戸時代の地図を紹介するモニュメントが建っています。徳力は300年以上前から続く両替商がルーツの企業です。いくつかのお店を紹介しながら千桜小学校跡。この付近には千葉周作道場玄武館、東条一堂跡瑤池塾跡がありました。そこから和泉橋へ。神田川は越えません。この辺りは江戸時代は古着屋が多く、そこから既製服問屋街となって現在に至っています。柳原土手を歩きます。ここは看板建築、銅板建築の宝庫だったのですが今は2軒しか残っていません。近代建築のビルも取り壊され寂しい限りです。柳森神社にお参りして謎の自販機スポットへ。奥氏が謎自販機で購入したものは590円で、コアラのマーチにポエムが付いてました。万世橋まで来ると秋葉原の賑わいはすぐそこですが、今回は神田編なので川沿いを歩いて昌平橋。今は無くなってしまいましたが筋違見附の見附門があり中山道が通っていました。交通の要衝でもあり、明治に入ると甲武鉄道の万世橋駅や都電の多くの路線が集まるターミナルとなり、東京随一の繁華街となりました。
その名残として東京を代表するような老舗や美味しいお店が須田町、淡路町界隈に集まっています。道路を越えると多町、内神田へ。こちらは江戸時代から関東大震災まで東京を代表する青果市場があったところで、市場関係者が多く住んでいた場所でもあります。こちらも老舗が多く、お稲荷さんもたくさん。ネーミングライツ的に神田駅の副駅名になったり発車サイン音が商品のCM曲となったアース製薬やその親会社たる大塚製薬など製薬会社の本社も多いです。国の登録文化財に指定されている松本家の建物など古い建物を多く残っていた地域ですがだんだんと減りつつあります。時間があれば日本橋方面の神田南西部も行こうかと思ったのですが暗くなってきたので次回に行くこととして神田駅で終了しました。忘年会は居酒屋のむずで3時間飲み放題の楽しい宴会。二次会まで楽しく過ごして年内のイベントは全て終了しました。
神田とは 家康の江戸入府以来の江戸城の城下町。多くの職人が住む江戸っ子の元祖下町。江戸~東京の青果市場があり、既製服問屋街あり、明治~昭和にかけては東京随一の繁華街として栄えた名残として老舗の美味しい店が多く、製薬会社の本社も多い。そんな神田駅北東部でした

神田駅~三原堂~上白壁橋通り~六花界~鍛冶町二丁目(町名)~浅田飴本社~謄写版発祥の地~今川中学校跡~神田北乗物町~神田紺屋町北部(町名)~徳力~かんだ光壽~からしび味噌らー麺鬼金棒神田本店~神田富山町(町名)~神田東松下町(町名)~椎橋すだれ店~豊島~千葉周作道場玄武館、東条一堂跡瑤池塾跡~千桜小学校跡~神田須田町二丁目(町名)~山崎製パン本社~岩本町駅~柳原土手跡と和泉橋~和泉橋~北原ビル跡~海老原商店~岡昌裏地ボタン店~柳森神社~神田ふれあい橋~謎の自販機スポット~万世橋~肉の万世本店~万惣跡~眠庵~神田須田町一丁目~日本最古の地下街~鷹岡~まつや~トプカ~山本歯科医院~出世稲荷~交通博物館跡~ラジオガァデン~旧万世橋駅跡~御成道 筋違門跡~昌平橋~神田川お茶の水分水路(吐口~松住町架道橋~淡路坂~神田須田町、淡路町界隈~ワテラス~かんだやぶそば~ショパン~東京豆花工房 ~下久~竹むら~いせ源~けむり~ぼたん~小林雅尚堂~神田連雀亭~神田雲林~六文そば須田町店~工藤探偵事務所跡(旧同和病院)~連雀町、佐柄木町町名由来碑~アナンダ工房神田須田店~松林舎~松栄亭~松竹庵ます川~近江屋洋菓子店~第一KSビル跡~麺巧 潮~神田志乃多寿司本店~延寿稲荷~神田市場(町名)~神田青果市場発祥の地~とんかつやまいち~庄之助最中~小山弓具~ジンコック~豊潤稲荷~志村印刷~斎藤月岑居宅跡(生誕の地)~大塚製薬本社~真徳稲荷~千代田小学校~八ツ手屋~和光稲荷跡~アース製薬本社~松尾神社~五ノ神水産~一八稲荷~サカエヤクリーニング店~大信不動産跡~多町二丁目(町名)~青果 塩栄~鳥正~松本家住宅~福尾商店~カレーノトリコ~鍛冶町三丁目~大木製薬 ~神田きくかわ~神田尾張屋本店~神田駅

忘年会 のむず
二次会 串カツ田中神田店