第511回 2021年12月5日 開催場所 押上~関屋
古隅田川シリーズ東京編の最終回です。家康以前の本来の隅田川の流れである古隅田川は利根川でもあり武蔵、下総国国境でした。その古隅田川を辿るまちあるき。スタートは隅田川分流が海に流れ込んでいたと言われる押上。本所と向島の境界で隅田川が分流し押上付近で海に流れ込んでいたという説に従ったもの。足元から見るスカイツリーは大迫力。隅田川分流は家康が牛島堤を造って本流と分離し墨東地区の干拓化を図ったと言われる。隅田川分流が国境で本所は武蔵国であったという説もある。隅田川分流跡だと言われる請地川跡を進む。途中のお店や鳩の街赤線建築など紹介しながら隅田川の袂へ。ここに牛島堤が築かれたと言うが墨堤通り沿いに昔の土手の高低差が残っている。ここから隅田川本流に合流して北上。白鬚橋付近で早めに個々にランチ。圧巻の防災団地の中には隅田川の守り神隅田川神社や、有名な梅若伝説で知られる木母寺があります。木母寺辺りには古隅田川の合流点がありましたが江戸時代には締め切られ、内川という入江になり徳川将軍の隅田川御殿がありました。更に遡ると古綾瀬川と隅田川の合流点があるのですが、家康の利根川東遷により水量が少なくなった古隅田川の流路を利用して綾瀬川を付け替えた名残なので、古隅田川と荒川の合流点にもなるのです。荒川がここで隅田川と名前を変えるのはここが合流点だったからなのです。この川も荒川放水路建設によって寸断されています。荒川の土手に出て水門を見ながら古隅田川の流路を確認します。ローカルな雰囲気の堀切駅や金八先生ロケ地、住宅地の中にある史跡を巡りながら古隅田川を辿ります。古隅田川は江戸時代に水量が少なくなってから大いに蛇行し、鉄道にも寸断されているのでそのまま歩けませんので寄り道していきます。街道宿場町・・・じゃない方の北千住駅前のお店紹介。東京電機大学の移転などにより大きく変わりました。乗降客数世界6位の駅が北千住と話すと皆さんビックリ。再び荒川河川敷、古隅田川は荒川放水路の場所でも大きく蛇行していました。柳原地区はその蛇行の中にあり、下総国であって葛飾区だったのですが、荒川放水路建設で葛飾区と切り離されてしまったので足立区に編入されました。柳原地区の見どころを回り、いくつかの金八聖地を回って前回終了した付近でゴール。京成関屋、牛田駅付近で解散となりました。古隅田川の流路や河川の変遷はご理解いただけたでしょうか。電車移動で町屋へ。忘年会はカープ女子が営むお好み焼き店で広島お好み焼きを食べながら5時間飲み放題。コロナに翻弄された2021年の活動を恙なく終了することが出来ました。
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