第505回 2021年9月19日 開催場所 日高市、毛呂山町、越生町
曼珠沙華満開の季節に合わせて富士山登山の企画。富士山といっても埼玉県の221mの低山でちょっとした富士山登頂気分を味わおうという企画。しかしながら日本一の曼珠沙華の群落である巾着田は観光客で密になることを避けるために全部刈り取られてしまうという残念なことになりました。高麗駅を9時前にスタート。曼珠沙華はないのに観光客がたくさんいます。高麗村石器時代住居跡はかつてこの辺りが高麗村といい、そこに古くから人が住んでいて埼玉県で初めて発掘された貴重な遺跡でした。巾着田までの道はのんびりしているものの史跡があちこちに存在するということは古くから人の営みがあった証。お寺や石仏、石碑、城跡に高札場といろいろありました。巾着田は曼珠沙華がないものの高麗川が流れ、用水路には小魚の姿も見える癒される風景。日本一の木製トラス橋のあいあい橋を渡り高麗郷民俗資料館を見学。ラーメンWalker埼玉グランプリ1位のとんちぼ、豪壮な名主宅を残した高麗郷古民家を見学しカワセミ街道をひたすら北上。高句麗の移民を率いて高麗郡を開拓した高麗王若光の墓があり、独自の文化も伝えています。建築物も壮麗で見ごたえがありますね。更に進むと高麗神社。この付近の広い地域の鎮守様であり高麗文化も伝えています。境内では韓国のバイオリニストのかたの演奏する美しい音色が幻想的でもありました。また茅葺屋根の高麗家住宅も保存されており見どころが多いです。ここからようやく山へ向かいます。ゴルフ場開発が進んでいるので途中までは舗装道。白銀平の展望台は視界良好でさいたま新都心、筑波山、東京スカイツリーなど一望できて抜群の眺望でした。そしてメインの富士登頂はさすがに山頂に向かうだけにハードな坂をよじ登って到着。220mの低山ながら登りがいがありました。ここから下って日高市から毛呂山町へ。宿谷の集落に降りると山根六角塔、宿谷地蔵尊の史跡があり、宿谷の滝は清涼感たっぷり。多くの家族連れが渓流や滝で水遊びしてました。ここで遅めのランチ。自然に囲まれて食べるのも美味しい。ここから山越えで鎌北湖。未舗装路をガシガシと越えていきます。工事のために水が抜かれた鎌北湖ですが、数日前から水がためられてきているみたい。大谷木の集落からまた尾根越えで阿諏訪の谷へ。歩度がバラバラなので予定より遅れ気味。17時までにブリュワリーに間に合わすためにゴルフ場の中にある雷電神社は通過、道すがらの史跡を軽く見ながら小走りで進んで行きます。何だかバス旅とかのテレビ番組みたいになってきた。頑張った結果越生ブリュワリーに間に合い、クラフトビール、果実酒、日本酒を購入。軽く乾杯もできました。17時を過ぎてしまったので駅まで直行。駅周辺はお店も無いので打ち上げ無しで解散となりました。自然を満喫しながらブリュワリー目指した一体感が楽しいまちあるきならぬ山歩きとなりました
高麗駅〜高麗村石器時代住居跡〜台の高札場跡〜台城跡、御嶽神社〜宿老庵貫斎翁筆塚〜円福寺〜水天の碑〜馬頭観音〜高麗川〜鹿台橋〜阿里山カフェ〜巾着田〜あいあい橋〜中島照光先生顕章の碑〜高麗郷民俗資料館〜天神社〜天神橋〜とんちぼ〜高麗郷古民家〜長寿寺〜九万八千神社〜石塔〜カワセミ街道〜日和田山登山口〜田部井淳子顕章碑〜旧道、石仏〜地蔵尊〜如意輪堂〜聖天院〜高麗神社〜高麗家住宅〜白銀観音〜白銀平展望台〜富士山山頂〜山根六角塔、宿谷地蔵尊〜武甲鉱業ベルトコンベア〜宿谷の滝〜鎌北湖〜車地蔵〜大谷木川〜うぐいす隧道〜阿諏訪川〜大行寺地蔵尊〜金塚庚申堂〜麻原酒造〜稲荷大明神〜高福寺〜越生ブリュワリー〜武州唐沢駅
ランチ 宿谷の滝
打ち上げ なし