12月20日(日)奇跡の地形が可能にした玉川上水-続・復活の清流編-

第488回 2020年12月19日 開催場所 玉川上水上流

カズオ君の玉川上水シリーズ第三弾です。前回終了した鷹の台駅からスタート。小平市のこの辺りは文教地区でもありたくさんの学校があります。都心から歩いてくると暗渠になっていたり、護岸が整備されていたり、近代になって人の手が入っているのですが、この辺りは素掘りで玉川上水原初の姿を偲ぶことができます。江戸時代から脈々と続いているように思える玉川上水ですが、淀橋浄水場の廃止により、羽村の堰から取水された水は小平監視所から東村山浄水場に送られ、水が絶えていた時期もありました。1980年代に下水を高度処理した再生水を流すことによって玉川上水、野火止用水、千川上水が復活しました。これまで歩きながら見てきた水は再生水でしたが、小平監視所より先は多摩川の水となります。立川市と東大和市の境界にある玉川上水駅付近で個々にランチタイム。午後は玉川上水に寄り添いながらお店や史跡などに寄り道しながら歩きました。立川市の砂川地区は読字の文化を持つ地域。阿豆味天神社は砂川村の鎮守であり、この地域の割拠した村山等の氏神でした。途中いくつもの分水を分けていきますが、これらが雑木林だった武蔵野の新田開発に大きく寄与致しました。この辺りの玉川上水は史跡というよりは現役の水道施設であることが伝わってきます。立川北部まちあるきで歩いたところもおさらいしながら日がだいぶ傾いてきて拝島駅到着となりました。続編はまた春の気候が良くなってから。有志で石川酒造に移動。ここは熊川村の名主で江戸時代から続く造り酒屋。クラフトビールと地酒が飲み放題のビール小屋で打ち上げ。オシャレなイタリアンと共に蔵で飲む新鮮なビールと日本酒を堪能しました。2020年のまちあるきはこれですべて終了しました

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ランチ 玉川上水駅付近で個々に
打ち上げ 石川酒造 福生のビール小屋