第560回 2024年3月24日 開催場所 所沢
所沢の母なる川である東川を辿るまちあるきの第2回目でした。前回は柳瀬川との合流点からサクラタウンを経て航空公園まで歩きました。今回はその続きです。所沢駅を9時に出発。発展著しい所沢駅周辺には西武鉄道の本社やトトロのモニュメント、保健所発祥の地のモニュメントが3つもあります。美味しいお店なども紹介しながら東川に至りました。東川に沿って歩き、能面美術館だった鈴木家、藁で作った蛇を飾っている下新井熊野神社、隣接する西新井不動、登録有形文化財の旭橋などを見ながら川から少し離れ歩きます。川端霊園には江戸時代の棋士福泉藤吉や重松流祭囃子の創始者古谷重松の墓があり、その前には庚申堂がある。江戸道の通る所沢の市街地中心部に入って坂稲荷。遊郭があり遊女がお詣りしていたという。昭和の雰囲気を残す盃横丁を抜けると明治時代の建物が残る港屋。航空公園に抜けて曽根の坂は高台の人達が所沢の町に出るのに通った主要な道で所沢の歌人三ヶ島葭子の嫁ぎ先の牧場もあったと言いますが今は当時をしのぶものはありません。お天王様と呼ばれる八雲神社から所沢の西洋料理発祥の店、割烹美好を眺めながら東川に戻ります。秋田家住宅、野老澤町造商店、齊藤家住宅と古い建物が続きます。タワマン街になってしまった所沢中心部ですが、かつてはこのような建物がたくさんあったようです。所沢のうどんや団子の味のベースになっている深井醤油でお買い物後に個々でランチタイム。所沢の鎮守様、所澤神明社、鎌倉街道を歩き、竜宮門がある新光寺、織物で栄えたことも知ることができました。弘法大師の伝説が残る弘法の三ツ井戸、西所沢駅を経由して六所神社。ここは武蔵総社大國魂神社から勧請した神社。川をたどりながら散在するお寺や神社などを見学。途中、お団子屋さんを発見するも大量購入の人がいて買えず残念。巨大な調整池に東川の暴れ川っぷりを実感します。県社の格式を持つ北野天神社を見学。時間切れとなって、鎌倉街道泉橋で東川と別れ小手指ヶ原古戦場跡へ。菜の花が美しく兵どもが夢のあと。分水嶺を越えて砂川堀に架かる、新田義貞が配下の兵に忠誠を誓わせた誓詞橋からバスで小手指駅へ。打ち上げは有志で八剣伝 小手指駅前店。チェーン店ながらサービスも良くお団子やところざわ醤油焼きそばもありました。今回は東川から所沢の町が形成されていき発展していったことがわかりました。
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ランチ 深井醤油付近で個々に
打ち上げ 八剣伝 小手指駅前店