10月22日(日)お江戸日本橋へ猛ダッシュ、鮮魚街道と新田開拓

第552回 2023年10月22日 開催場所 我孫子市

奥さんの我孫子シリーズ。今回は我孫子市の最南端、新木~布佐といった地域を歩きました。新木駅を9時にスタート。新興住宅地側の駅舎の方が立派ですが小さな出口の方に街道や銀行の支店があります。立派な彫刻のある長福寺、日本の気象学の父と言われる岡田竹松博士ゆかりの気象台跡に造られた気象台記念公園、布佐大観音道と回り、現在では所在地不明となっていた頼朝の松跡でしたが偶然地元の古い方に話を聞くことができて場所が判明。ラッキー!浅間神社、当地の開発の中心となった旧井上家住宅を見学。昔の建物や蔵が残りとても重厚。ミステリと言う勿れの撮影現場になったということで、写真展が開かれていたのですが、開催期間延期になっていたので見学することができました。ワイルドに歩きながら柿を食べて喉を潤す。広大な布佐市民の森の端部をかすめ、碑しか残っていない布佐一里塚跡、これも標識のみの余間戸公園遺跡、稲荷神社、手賀沼を干拓してできた相島新田、明治時代から収集された布佐文庫の書籍を見て布佐駅近くの紅龍閣布佐店でランチ。ここが当たりで安くてボリュームあり、紹興酒も美味しかったです。午後は布佐城跡、寺社を巡っていくが低地はかつての香取海から手賀沼になって行った低湿地、高台には寺社が連なっています。利根川を越えるとすぐに茨城県利根町、利根川と小貝川の合流点も近い。岡田竹松邸跡は近隣センターふさの里になっているが管理されている方々から岡田竹松博士の事績の話を聞く。松岡邸は柳田国男が住んだ家で竹松博士とも青年時代に交流があったようだ。榎本邸から布佐河岸の繁栄がうかがわれる。銚子で獲れた鮮魚がここまで船で運ばれ、早馬で松戸まで送られ、また船に載せられ江戸に到達し、江戸市民が美味しい鮮魚を食べられたという鮮魚街道も成田線の線路の部分でいったん断ち切られている。布佐駅に戻って時間に余裕を残して終了。手賀沼の干拓、日本の気象の父岡田博士の事績、なかなか行く機会のない布佐付近の歴史に触れ、ラッキーなことも多く楽しく街を歩くことができました。有志のみ我孫子駅で下車し、いつもの志ぶやへ。しゃぶしゃぶ食べてお酒を飲んで一人2600円。安い!

新木駅~長福寺~気象台記念公園~布佐台観音堂~頼朝の松~浅間神社~旧井上家住宅~布佐市民の森~布佐一里塚跡~余間戸公園遺跡~稲荷神社~相島新田~布佐文庫~布佐(和田)城跡~宮ノ森公園~武内神社~勝蔵院~延命寺~布佐愛宕八坂神社~356国道と利根水郷ラインの接続道~岡田竹松邸跡(近隣センターふさの里)~松岡(柳田)邸~榎本邸~布佐観音堂~布佐河岸跡~網代場跡~鮮魚街道~布佐駅

ランチ  紅龍閣布佐店
打ち上げ 志ぶや