1月30日(日)江戸東京の平将門ゆかりの神社を訪ねよう

第513回 2022年1月30日 開催場所 大久保〜蔵前

太田さん企画で平将門公ゆかりの神社を繋ぐと、将門公が信仰した妙見菩薩を表す北斗七星の形になるという伝説をもとにそのコースを辿ってみました。ゆかりの神社を歩く途中にある寺社なども見学しました。9時、大久保駅スタート。最初の見学はイレギュラーとも言える中国の海の神様、東京媽祖廟です。極彩色に彩られた建物が突如として現れるのは圧巻でした。神田川が削った谷を歩きながら鎧神社。将門公の鎧を祀ったと言われる神社です。コリアタウンとして知られる大久保ですが、近年は韓国だけでなく、中国、ベトナム、イスラム圏のお店も増えて異国情緒たっぷり。鉄砲組100人組が信仰した皆中稲荷に立ち寄ります。ギャンブルや勝負事にご利益があるということでみなさん熱心にお参りしていました。大久保の街の変化を見ながら歌舞伎町に出て稲荷鬼王神社。鬼を祀る珍しい神社で、将門公幼名の鬼王丸にかけて選ばれています。牛込抜弁天を経て戸山公園を歩きます。尾張藩邸であったこともあり昔の地形がよく残されています。東京で最も高い山、箱根山の眺望を楽しんで水稲荷神社へ。ここは将門公を討った俵藤太秀郷が勧請した神社です。この高台から神田川までは早稲田田んぼが拡がっていたことでしょう。戸塚の地名の由来となった富塚も境内にあります。早稲田大学の方に進んで穴八幡。一陽来復御守の授与のために集まった人々で賑わってました。ここから一気に牛込を駆け抜けて赤城神社でランチ解散。みな神楽坂で散り散りにランチへ。集合は13:30に毘沙門天善国寺。本多横丁から。将門公を祀った築土神社が一時期あった筑土八幡神社。ここには一風変わった庚申塔がありました・JR中央線を越えて東京大神宮。クラスター感染で一時参拝中止になってましたが大盛況でした。そのまま歩いてビルになっている築土神社は平将門公の首が祀られ祭神となったという将門公にゆかりの深い神社になります。神田山の裾野を東上。カトリック神田教会の歴史ある建物を見学しながら御茶ノ水の高台に上がり聖橋からの神田川の流れに目を奪われながら湯島聖堂の横を抜けて神田明神。平将門公を祭神とした江戸の総鎮守です。境内社などを含め全部を見て話せば長くなってしまうので神田神社の概要と、境内社2社の解説をして、暮れなずむ神田から大手町へ歩き通し将門塚。ご存じ平将門公の首塚になります。しかし再開発でピカピカの公園のようになってしまいちょっと残念。日銀、三井本館、三越本店、日本橋。街がライトアップされ彩られています。将門公の兜に縁のある兜神社に着くころには日没。隣接する日証館が紫色にライトアップされて兜神社も紫色に輝いてました。昔なら日曜の都心は殆ど店がやってませんでしたが、結構お店がやっているので、お店の灯りに元気づけながらラストスパート。ずっと寄り添ってきた神田川を越え浅草橋の問屋街を抜けると鳥越神社。ここは将門公の首が飛び越えて行ったので「とりごえ」の地名が付いたとか、宮司さんが将門公と祖先がつながる千葉氏の末裔といった神社。18時を過ぎ暗くなってましたが北斗七星を達成できた満足感に皆さん浸っておりました。全行程約30㎞。良く歩きましたね。駅から帰る方と、秋葉原に打ち上げに行く方と分かれて解散となりました。

大久保駅〜東京媽祖廟〜鎧神社〜円照寺〜イスラム横丁〜皆中稲荷〜稲荷鬼王神社〜抜弁天〜戸山公園、箱根山〜水稲荷神社〜穴八幡宮〜赤城神社〜神楽坂でランチタイム〜善国寺〜本多横丁〜筑土八幡神社〜東京大神宮〜筑土神社〜カトリック神田教会〜聖橋、湯島聖堂〜神田明神〜将門塚〜渋沢栄一像〜日本橋〜兜神社〜鳥越神社〜

ランチ 神楽坂周辺で個々に
打ち上げ 新時代44秋葉原2号店